読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

マスキングテープとテープカッター

2013年12月27日 05時47分08秒 | その他
書類を分類して保存したり、進行中のプロジェクトを管理する際に、Dリングファイルを愛用していますが、表表紙と背表紙にタイトルを書かなければなりません。保存用のDリングファイルは、1年程度は書類を追加しますが、個々のプロジェクト用のものは、終了した時点で、中身を廃棄または保存用のものに移し替える空になります。今まではタイトル用に、貼って剥がせるシールを使っていましたが、Dリングファイルの素材の表面は、 . . . 本文を読む
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アイアンマン3/DVD

2013年12月26日 19時58分56秒 | ■見る
2013年公開のアメリカ映画です。シリーズ三作目で更に派手な演出になっています。相変わらずとぼけた演技のロバート・ダウニー・Jrと知的なグウィネス・パルトローの組み合わせが板に付いた感じです。敵役を演じたガイ・ピアースも良かったし、テロ組織の親玉を演じたベン・キングズレーもいい感じです。ついつい楽しんでしまいました。 ---------------------------------------- . . . 本文を読む
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文房具を楽しく使う ノート・手帳篇

2013年12月25日 06時30分20秒 | ■読む
和田哲也著、早川書房刊 和田さんのお名前は、文房具を紹介する書籍で文房具を愛し探求する方として何回か見掛けたことがあります。文房具が好きな人を身の回りに見付けると何となく嬉しい。互いの所持品をちょっとずつ見せ合って、楽しんだりしてしまいます。 本書は、文具マニアの和田さんが、ノートと手帳に絞り込んで、使い方や組み合わせを提案し、幾つかの商品について詳しく解説していつるしい本です。文体が独特です。 . . . 本文を読む
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「史記」の世界

2013年12月24日 18時33分28秒 | ■読む
山口直樹写真・編、益満義裕文、河出書房新社刊 司馬遷が「史記」を著したということは知っており、例えば、中島敦の『李陵』などで、司馬遷の辿った運命を知っています。しかし、歴史的な意味や内容を余り知らないので本書を手に取りました。 「史記」の位置付けとその概要が本書によって分かります。そして、歴史家としての見識が随所に現れていることも説明しています。また、取り上げている内容は、司馬遷の価値観故の選択で . . . 本文を読む
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利休にたずねよ/劇場映画

2013年12月23日 21時02分24秒 | ■見る
楽しみにしていたのですが、初日から2週間遅れで見てきました。山本兼一作の原作を読んでいたので、どのように映画化するのかが楽しみでした。とは言っても、原作をよく覚えていないのが少し残念。脚本は原作の骨組みを生かし、細部に必要な脚色をしているように思います。人物像を誇張したり、説明的である必要がある場面があるとの意味です。 特に主人公の利休と妻の宗恩、高麗の女が配役の核心ですが、脇役を含め見事なキャス . . . 本文を読む
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Photpshop Lightroom 4 マスターブック for Mac & Windows

2013年12月22日 18時40分10秒 | ■読む
永山昌克著、マイナビ刊 しばらく前にPhotpshop Lightroomを買い求めましたが、Photpshop Elements などの画像編集ソフトとは操作体系が異なり、さっぱり理解出来ませんでした。しかし、キヤノンのデジカメに付属するRAWファイルの現像ソフトである Digital Photo Professinal の解説書を購入して使用して、その効果を思い知りました。Photpshop . . . 本文を読む
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手づくりする木のカトラリー

2013年12月21日 12時33分47秒 | ■読む
西川栄明(たかあき)著、誠文堂新光社刊 「木でつくる小さな食器」と同じく、木製のスプーンやフォーク、食器などを作る方法と、作家及びその作品を紹介しています。本書では、作家と作品の紹介が主で、26人の木工作家が取り上げられています。作風は幅が広く魅力的な作品が多く見られました。私は特に西村延恵さんの端正な作品に惹かれましたが、読む人それぞれに好みの作品が見つかると思います。私が知らないだけで、このよ . . . 本文を読む
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写真をかわいくとっておく フォトデコのためのアイデア集

2013年12月20日 19時37分57秒 | ■読む
エディシォン・ドゥ・パリ編、エディシォン・ドゥ・パリ刊 写真をカラーコピーしたものを、マスキングテープ、実物の本、ボール紙、色紙などなどを使いながら、想像も出来ないほど、カラフルで奇想天外な雑貨を作る方法を紹介しています。巻末の「クリエーター プロフィール」によれば、四人の女性と、一組の女性による作り方の紹介ですが、独特の美意識と感性に満ち溢れています。もとより初老のおじさんである私が、こうしたも . . . 本文を読む
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鮫島の貌

2013年12月19日 19時12分32秒 | ■読む
大沢在昌著、光文社刊 新宿鮫シリーズの短編集です。鮫島本人だけでなく、シリーズに登場する晶なども主役となって、エピソードが語られます。また、鮫島の生い立ちや過去の作品で登場した敵役にまつわることなど、興味深いエピソードが語られています。作品中「雷鳴」が最も印象に残りました。一人称の語りで、最後の展開が秀逸です。全体として鮫島と鮫島につながる人々の物語から、鮫島の生き様が浮かび上がる。そんな感じの短 . . . 本文を読む
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木でつくる小さな食器

2013年12月18日 22時54分42秒 | ■読む
渡邊浩幸著、河出書房新書刊 木製のスプーンやフォーク、食器などを手作りする方法が、詳細な写真付きで解説されています。かといって、よくあるハウツー本のような無味乾燥の内容ではなく、適切な行程ごとの写真と、1ページを使った完成状態の写真が載っていて美しい。とにかく分かり易くて、これなら自分にも簡単に出来ると勘違いしそうになりました。一時間かからず読めてしまえる程の分量ですが、著者ご自身が実際に教えてい . . . 本文を読む
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エコと経済の新しい関係

2013年12月17日 19時49分04秒 | ■読む
三菱総合研究所編著、丸善刊 最新の技術を生かして地球環境を保全するために可能な考え方、方法を提案しています。豊富なデータを分かり易く、ビジュアルにまとめていて、見事な編集です。しかし、全体に教え諭す感じで、何とも居心地悪い感じです。また、世界各地の先進的な事例や、目指すべき方向性について綺麗に整理していますが、新たな視点を得ることが出来ませんでした。 評価は3です。 . . . 本文を読む
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「写真の学校」の教科書 基礎編

2013年12月16日 22時11分01秒 | ■読む
日比野宏著、写真の学校/東京写真学園監修、雷鳥社刊 本書は、「はじめに」によれば「写真の学校/東京写真学園のカリキュラムの中から入門・初級者向け及びプロコースの初学者のための基礎メソッドを出版物としてまとめたものです。」とのことです。類書と同様写真の仕組み、シャッター速度と絞りの関係、被写界深度、測光方式などが題材として取り上げられていますが、色再現の過色法と減色法が分かり易く解説してあり、秀逸で . . . 本文を読む
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角館・酒田の旅:その10:香月

2013年12月15日 16時38分38秒 | ■旅する
その店は、武家屋敷の通りから程近いところにありました。写真で見るとおり、武家屋敷をアレンジしたような、和モダンな感じの店構えです。やや年配の上品で落ち着いた感じの女性がいらして感じよく商品の説明をしてくれました。どれも吟味された手仕事の品々です。曲げわっぱや漆塗りの商品の一つ一つが端正で、これだけ質の高い物を選ぶには結構な手間が必要であったと思います。取り分け素晴らしかったのは、ほおづきの実を腐ら . . . 本文を読む
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匠道(しょうどう)

2013年12月14日 17時33分59秒 | ■読む
松瀬学著、講談社刊 イチローと松井が使用するバットとグラブを作ってきた二人の職人とその後継者を取り上げています。バットとグラブを比べるとバットのほうが単純のようですが、本書を読むと、奥が深いことが分かります。また、グラブは、現在ではポジションによって形状や機能が異なり、非常に研究されているそうです。小学生の頃、父が調達してくれたバットとグローブを今でもよく覚えていますが、あの当時とは比較にならない . . . 本文を読む
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角館・酒田の旅:その09:武家屋敷

2013年12月13日 17時09分57秒 | ■旅する
「角館・酒田の旅:その04:角館の町並み」で書いたように、『武家屋敷地区一帯6.9ヘクタールが「重要伝統的建造物群保存地区」として選定され、観光地として今日を迎えた。』とのことですが、昔からの町並みが手付かずで残ったのには、それなりの理由があったのでしょう。最も大きな要因は、地域の経済的な中心地でなくなり、建物群を建て直す切っ掛けがなかったこと。また、武家屋敷の子孫の方々が、敷地や建物の保全に力を . . . 本文を読む
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