先日の北國新聞を見て能登と富山の方言「こぶた」が同じと知って親しみを感じた。 1月29日新聞
記事は珠洲市の菓子店が祭礼時にごちそうを振る舞う「ヨバレ」時に客に持たせる「こぶた」にちなみ「3匹のすずこぶた」と名付けたベトナム菓子を発売したというものだ。
子供のころ母親が「ごっつぉ」は決まったけど「こぶた」は何にすっかいねと悩んでいたのを思い出す。
富山弁事典によると「こぶた」は「小蓋」と書き、祭りなどの御膳に付くデザート・折り詰(果物・かまぼこ・缶詰など)とある。
法事などの御膳に小さいお椀に菓子の「ふくさ」が入っていたので「小蓋」やデザートの意味は理解できた。
子供にとっては「こぶた」が楽しみであった。
もらったら「ごっつぉさまな」とお礼を言って帰ったものだ。
金沢・加賀では通じない言葉が能登では通じるので共感できるので楽しい。
他の地域へ行くと「子豚」を連想すのだろうな。