玉川図書館の秋季展「前田家娘の婚礼」を見て来た。
前田家後期の展示だが説明資料が２０ページに及び力の入れようが伝わる。
婚礼に向けた準備・婚礼道具・結納品などが細かく書かれた資料が残っている。
昔の戸籍の女子は名前が無く「女」と書かれたものは見かけるが前田家でも名前が無く「某」と書かれた資料が多い。
娘の半数以上が２０代までに亡くなっているのも注目である。
大名家・家臣の家・公家へ嫁いでいるのが９割を超えている。
詳細に資料を見ると面白い。
最後の写真は専売公社時代からこども図書館前にあった時計台だが、こども図書館跡に中央小学校の建設工事が始まっているので玉川図書館の横へ仮に移設されているものだ。
秋季展は１１月２４日まで開催される。
