徳ちゃん繁昌リポート

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【うんちく話】売れてる食品スーパーの動向

2020年06月09日 | あるデータから

新型コロナウイルス感染回避のため小中高の休校要請やテレワーク推進、外出自粛などにより、経済活動は一層厳しさを増している。但し、食品スーパーやドラッグストアなど生活必需品を取り扱う業種は唯一の外出可能先となり、買いだめ行動や家族での気分転換の場としてここだけは活気があるようだ。

 

現状の食品スーパーの売上動向は、客数ほぼ横ばい、一品単価が微減、但し買い溜め需要で買上点数だけは増加、その結果売上高8%前後に増加している。因みに生鮮部門が7.0%増加、精肉10.8%増、青果6.3%増、水産5.0%増。ただ惣菜は4.7%と減少。外出自粛で中食(調理済みを購入)需要が減りテレワークや休校などで内食(家で調理)の自炊が増えたためと思われる。

食品スーパーにとっては追い風特需で、時短効果や保存性の高いもの、特に麺類や菓子パン、弁当類、牛乳、乳酸飲料、アスパラガス、砂糖などに人気が集中して品切れ・品薄状態に陥り店頭から姿を消すといった事態も発生している模様。ただ、もしコロナが終息すれば反動は大きく大幅な売上減少が懸念されているようだ。

 

買物客や連れも多く感染リスクは思った以上に大きい。出入口にアルコール洗浄液を設置レジなどでは透明なシールドを配置して三密や濃厚接触を避けているもののマスクが頼みの綱というところ。医療従事者ほどではないが無症状感染者始め多種多様な客相手では対応も難しそうだ。店(客や従業員)から感染者を出してはいけない!経営者や店長の悲痛な叫びが聞こえてくるようだ。

 



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