徳ちゃん繁昌リポート

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【寄り道紀行】好奇心で福山駅に途中下車!

2012年09月13日 | 出張先々
いつも新幹線から見えるお城に一度行きたくて、好奇心からついに途中下車してしまいました。きっと誰もがそう思う行動をとっただけで、ほんと趣きのある立派な建造物でしたね。ちなみに福山市で思い浮かぶのは「福山通運」、宮崎駿の「崖の上のポニョ」の舞台と言われる「鞆の浦」、それにディスカウントストア「おだ」の本店ぐらいでまったく知らない町です。

山陽新幹線福山駅の上り(大阪方面)プラットホームはお城の絶好の鑑賞スポット!一二三段城に築かれた福山城の石垣の塁上に白亜の櫓群と城壁、そして五層の天守閣を目前に見ることができます。「福山城」は徳川幕府から西国鎮護の拠点として、譜代大名の水野勝成が1619年に備後10万石の領主として、入府し築いた城です。伏見櫓は1622年築城の際に京都伏見城の「松の丸東やぐら」であった遺構を徳川秀忠が移建させたもので、白壁三層の豪華な姿に桃山時代の気風が伺えます。歴代の藩主は水野氏5代、松平氏1代、阿部氏10代と続き廃藩置県に至るまで「福山城」が藩治の中心になっていました。尚、「福山城」は日本百名城のひとつで江戸時代建築の最後に完成された名城として称えられているそうですよ。天守閣にエレベーターはないけど一階には手荷物用ロッカー、ウチワの貸し出し、階毎にフル稼働の大型扇風機もあり意外にもサービスよかったですよ。
JRの乗車券だけでなく特急券(自由席)も途中下車できるようになるともっと寄り道する観光客も増えて地方の疲弊は少し解消されるのでは!?と言いたいのですが、所詮無理な話しでしょうがね。

「にしき堂」の生もみじを買って福山滞在3時間後には新幹線でホームタウン博多へ。遠くに瀬戸内の海を眺めながら駆け抜ける新幹線「さくら」です。ようやく長かった残暑ともおさらば?秋の気配がもうそこまでやってきてるようでした。


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