徳ちゃん繁昌リポート

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【寄り道紀行】足運んで「唐船峡」流しそうめん

2012年08月26日 | 出張先々
顧問先の社長に聞いてJR開聞駅から鹿児島交通バス指宿駅行きに乗り「唐船峡」にやってきました。バス停降りてうろうろ?駐車場は車も人通りもなく不安でしたが、看板に沿い下って店近くに行くと車があふれていました。ほっとしたというか驚きでしたね。とにかくそうめん流しが有名で、「唐船峡」という名前はその文字が示す通り、昔この地方が奥深い入り江にあった時代に唐の船が出入りしていたということから土地の字名唐船ケ迫にちなんで付けられたそうです。

ここにはそうめん流しの専門店が3軒並んでいて、目当ての「長寿庵」は向かって右側、木々の中に川の流れる音がひと際大きく聞こえてくる店なのです。まだまだ続く日中の猛暑、夏休みで家族連れも多く、わぁ涼しい!冷たい!という声があちこちで上がり、冷ややかな避暑地みたいな雰囲気でしたね。なんとか空いてるテーブルを確保、食券を買って上定食ソーメンとおにぎり2個、この際と鱒の塩焼き(1300円)も注文しました。自分たちでソーメンを回しながら食べるというライブ感覚に酔いしれたのか!?ちびっこ達の黄色い声が飛び交っていました。
指宿市開聞は全国第一号の回転式そうめん流し発祥の地で、一日10万トン湧出する水温は13度。この冷たさを利用した回転式そうめん流しは数メートル上に設置されている貯水タンクから太いパイプで流し、そうめんの流し台の所では細いパイプとなり勢い良く出る水の力でそうめんを流す方式だそうですよ。鯉とマスが遊泳する清流と緑の中でのそうめんの味はまた格別、今では名実共に日本一を誇り年中無休で、年間約20万人の観光客を楽しませています。また、唐船峡の水は環境省の「平成の名水百選」に選ばれているそうですよ。

こんな場所にいたら俗世間を忘れなんか異次元の世界に迷い込んだみたいです。素晴らしい自然界の成す技になんかパワーをもらったような?実は様々な経営の現場に遭遇して少し落ち込み気味だったんですが、今日ここを訪れてよかった!まあ、ギア―入れ替えてパワーアップといきますかね。
そうめんの味?評判通りに今までに食べたことのないような食感に歯ごたえと冷たさも手伝ってか、ほんと幻の「唐船峡」流しそうめん!?格別の美味しさでしたよ。


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