憂国の花束

右でも左でも無く、上でも下でも無く。

祖国日本よ! 誇り高くあれ。

老国王の戴冠

2023-05-07 22:30:04 | 皇室
エリザベス二世なき後、英王室の権威と求心力の低下が取り沙汰されるなかで行われたチャールズ三世の戴冠式は、王室の栄光がまだまだ失われていないことを示すに足る壮麗な式典でした。
欧州で伝統的な戴冠式を行っているのはイギリスだけだそうです。



私がネット配信を見始めたのはこのあたりからです。
この前には秘儀「塗油」の儀式がパーティションに囲われた中で行われたようです。
エリザベス二世戴冠式では天蓋の中で「塗油」の儀式が行われたという。壮麗な天蓋からパーティションへ、これも経費節約のためでしょうね。

「塗油」の儀式について”英王室に詳しいジャーナリスト”多賀幹子は、番組の中で「羊の虱を退治するために油を塗ったのです。」と訳の分からない解説をしていましたが、、

ブリタニカ国際大百科事典小項目事典
塗油式
とゆしき
unctio; anointing
油または脂を人または物に塗ってそれらのものが神聖なものとの新しい関係を得たことを象徴する儀式で,ほとんどの宗教に普遍的にみられる。塗油の施し方,その材質などは宗教や機会によって多様である。 (1) 肉体的,精神的疾患に対する癒やし。 (2) 塗油されたものを聖なるものとし,日常的使用から除外して神や神的なもののためにのみ用いる聖別。 (3) 特に人間の場合,特別な資格,権威,身分,能力などが与えられる叙階または叙任。多くの宗教では教職者 (司祭など) が塗油によって叙任された。またユダヤ教では司祭や王が位につくとき塗油によってその聖性と神の恵みが象徴された。ここから,イスラエルの未来の救済者も塗油された者,すなわちメシアと呼ばれるようになった。

😇 キリスト教の母体はユダヤ教ですから、ブリタニカ国際大百科事典小項目事典の解説のほうが多賀幹子よりは親切です。
戴冠式では「塗油」の儀式が一番重要な部分で、これがなくては戴冠式の意味がなくなるという。「羊の虱退治」では、到底その重要性が理解できないでしょう。






戴冠された国王は戴冠用の椅子から玉座に移動。その後は王室伝統の儀式となります。
王室伝統の儀式の最初に大主教が国王へ忠誠を誓っていましたが、日本のメディアは、この大主教の忠誠の誓いを全く報じません。
神の権威の代行者大司教が地上の権威の実行者国王に忠誠を誓う。って、結構重要なポイントだと思うのですけれど…。
天皇とイギリス国王の違いが如実に表れているところだと思うのですけれど…。
日本のマスコミはウィリアム王子の忠誠の誓いは報じてもカンタベリー大主教がチャールズ国王に忠誠を誓ったことは報じない。

戴冠式の宗教的部分を報じたくないのか、それとも別の理由があるのか、

忠誠の誓いは、本来大主教ー皇太子ー王族諸侯と三十数人続くのを今回式典簡素化のため皇太子を王族諸侯の代表とし、大主教ー皇太子の二人だけにしたという。
式典の簡素化も簡素化ですが、王族諸侯が次々と跪いて国王に忠誠を誓う時代ではなくなったのかもしれません。。

<続く>


チャールズ国王主催のレセプション メモ

2023-05-07 00:46:13 | 秋篠宮
6日、戴冠式のライブ配信に見入ってしまい、レセプションについてはメモだけ。

現地時間5日も皇嗣ご夫妻には早朝から公務が用意されていたようです。

・昨日のネットニュースには、確かに日本大使公邸へお出かけになる前にホテルでどこかの国の王族?と面会されたと出ていて、過密スケジュールぶりに驚いたのですが、今日探しても見つかりません。幸運の女神のように「これ」と思う記事ほど、見たその時に後ろ髪を捕まえないと走り去ってしまって見つからない。

<コメント欄でご教示>
ご夫妻は5日朝、在英ブルガリア大使館を訪れ、シメオン元国王夫妻と面会した。ご夫妻は2009年にブルガリアを訪問した際に会っており、40分間にわたって懇談して旧交を温めた。(日刊スポーツ、産経新聞)




【秋篠宮ご夫妻】英国に到着 現地日本人と懇談

英国に到着の秋篠宮ご夫妻、現地日本人と懇談
2023年5月5日 23:04 日テレNEWS
チャールズ国王の戴冠式に出席するため、イギリスに到着した秋篠宮ご夫妻は、イギリス在住の日本人と面会されました。

秋篠宮ご夫妻は、イギリス・ロンドンに到着して一夜明けた現地時間の5日午前、疲れを見せず、笑顔で手を振り、ホテルを出発されました。

その後、日本大使公邸を訪れ、イギリス在住の日本人12人と丸テーブルを囲んで、およそ50分懇談されました。秋篠宮さまは、「英国にどれくらい」などと質問し、ご夫妻は一人一人から活動内容を聞かれました。

夕方にはご夫妻は、バッキンガム宮殿で行われるチャールズ国王主催のレセプションで各国からの出席者と交流し、6日は戴冠式に参列されます。

丸テーブルを囲んで、、、こんなどうでも良いことを殊更に伝えるのは、今上と雅子さまに気を使っているのでしょうかね。笑。





チャールズ国王は紀子さまとしっかりアイコンタクトして紀子さまの表情に似た表情をされています。
相手に好感を持っていると相手と同じ仕草をしてしまうという説もあるようですが…。


レセプションはこんな雰囲気。








😇 このイジクソ悪そうなかたが雅子さまの親友って…。親友?パシリだと思われいないと良いですね。


チャールズ国王は今上を弟のように思っているって?
陛下!いい加減夢からお目覚めください!