最近の子育て備忘録。
■ 中2長男
私が空手の師範・塚本徳臣先生に教わった、「ヒザ地獄」 こちら をやってくれと言ってくることがある。肩が凝っているからであろうか。
先日突然、「お父さん、オレ、お父さんより良い大学に行く。東大法学部か、ハーバードか、、 人と違うことをする」と言い出した。
私は「どの職業に就け」とか「どの大学に行け」とは一切言っていない。「人と違うことをしなさい」とは言っている。「筋トレはゾロ目でやれ」とは言っている。こちら 志高く生きていけ、とも言っている。
中2で「◯◯の大学に行く」なんて考えるのは、頼もしい。私なんか野球ばかりだったな、、
■ 小6次男
受験が終わったので、水泳を教えている。クロール25m泳げるように、、、
週に2回は教えたい。
中学では英語を学ぶので英語の辞書を買った。Basic Genius。
辞書は人差し指ではなく、親指でひくようになってくれれば。その方が早いので。
まずは辞書の全てのページの紙をくしゃくしゃにすることを伝えている。
英語のthumb(親指)には、「親指でページをめくる」という意味もある。
■ 小4長女
中学受験が残ったのがこの娘のみ。
これから頑張っておくれよ。
親の子に対する教育は、異性に教えるより同姓に教える方が厳しくなるのですかね。だから娘には父親の私が勉強を教えたほうがいいんですかね。
私も頑張らないと。
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下2人は、私が長期海外出張から帰ってきたら玄関で私の胸に飛び込んできて、ハグする。
親としては嬉しいし、家庭ってのは、そういうスキンシップをするところ、触れ合って肉体的安心感を味わうところなのかもしれない。
次男の中学校受験が終わったので、毎年恒例の、大型書店に。
受験が終わって、子どもがまず行きたいところが大型書店というのは、親としては、嬉しい。
たっくさん書いました! 本好きに育つてくれい。
そして本から得た知識をいつの日か世のため人のために役立ててください。
※ 画像は都筑区のくまざわ書店アカデミア。
佐藤ママ。中学受験の伝説の人。
なんだかなあと思う。子ども4人が東大理III(医学部)って。別に医学部で揃えずとも、法学部とか、ハーバードとか、バラエティがあればいいのに、とか思う。
ま、これが私のやっかみ妬みそねみであることは認める。
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佐藤ママの革命は、永久的。
大学受験は素質ではない。環境。
佐藤ママの子どもだけが、4人立て続けに、東大理IIIに入る素質があった、のはありえないから。
素質ではなく、環境を整えれば、誰でも、かなり上の大学に入れる。
ここまではかつても書いた。
もう一つ言える。
子どもが仮にいい学校に入ったときに、驕りを戒めるために。
お前がアタマ良かったからではない。
環境がよかったんだよ、と言える。
私が大学に入って一番傲慢だったときに、こういう考えを持っていれば、、、 (遠い目)
次男の長かった中学受験が終了しました。
次男は、長男にくっついて、早くから塾に行って、、、
後10分で発表がもう一つあって、それで受験終了。
お疲れ様でした、丸付けとか頑張った妻に感謝。
どこに行くかまだ決まっていませんが、それなりの名のあるところにいくなら、「お気の毒な」人生を歩むことになるね。
お父さんとおんなじだ。
最高裁判事になった山浦って弁護士は、苦学の末、弁護士になったときに、お坊さんから、
ご愁傷さま、お気の毒に、、
と言われたよ。世のため人のために苦労する人生を送ることになるんですね、という意味で。
恵まれた者には義務がある。
これは欧州でノブレス・オブリージュといいます。
普通の学歴を歩む者より、高い学歴を歩む者に、世間は多くを期待する。
偏差値40の人が変なことをしても人は批判しない。
偏差値60以上の人が変なことをすると人は非難する。
同じことをしても、学歴で、差別される。
高学歴の者には、風当たりが強い。
これを古来
喬木(きょうぼく)に風強し
と言うんだ。
お気の毒に。
君もそういう人生を歩むのだろうか。
まずはお疲れ様。
そして合格おめでとう。
どこに進学するかは、お父さんが帰国してから決めましょうか。
ここまでこれたのも、母と兄と、ご先祖様のおかげです。
周りに感謝できる人間になってください。
ナショナル・ジオグラフィック。
写真が綺麗な、世界を紹介する雑誌。
ほとんど見たことないけど、子どもの知的刺激に絶対いいと思って、いきなり定期購読。
3年で2万8000円くらい。
小6でNEWTONを読めるくらいだから、ナショジオも楽しく読めるはずだ。
遅ればせながら。5年前から定期購読してもよかったかもしれない。
小中高生の自殺が多いと、、
小中高生の自殺、最多527人 昨年暫定:日本経済新聞
おそらく、「キャリア」のことを言いすぎるからだと思う。
大学を選ぶのも、「⚪︎⚪︎になりたい、🔹🔹の職業に就きたいから、△△学部を選ぶ」みたいなことを、うるさくけしかける学校・先生が多いと聞く。
中高生にそこまで分からないよ、、、
厳密に、中高生に、「就きたい職業」を決めさせるのは、酷。
伸び伸び楽しく、スポーツに打ち込むなどの、青春を謳歌すればいい。
先生たちも、自分だって、そこまで厳密に、解像度高く、夢を描いていたわけではあるまいに、、、
小中高生の自殺、最多527人 昨年暫定:日本経済新聞
図書館から50冊とかもっと借りてきた後に、3人の子供が貪るようにそれを読む。
その姿を見るのが、私の至福の瞬間。
本好きの次男は、中学受験直前なのに、「本を読む合間に勉強している」らしい。
「勉強の合間に本を読んで」欲しいものですが、、、
本好きに育ってくれたことは何より!
家庭のエロスが醸し出す受容感が、子どもの心を育むために不可欠
ってことを言っている人がいるらしい。
先年亡くなった、芹沢俊介さん。
私は家庭で妻にスキンシップしまくっているからだろうか、三人の息子も、妻といつもイチャイチャしていて、もう妻と同じくらいかそれ以上に大きくなっているのに、妻の膝の上に、競って乗ってくるみたいな。
そんな仲睦まじい、私以外の4人の様子を見ていると、私が醸し出した、妻へのエロスが、子どもの心をうまく育んでくれたのかな、、
なんて仮説を立てている。
芹沢さんの本を読んだらまたここでご報告差し上げます。
町田さんの本で紹介されていました。