川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

名画『ベン・ハー』 リメイク

2024年11月12日 | 映画
 
キリスト教の名画『ベン・ハー』は2016年にアメリカでリメイクされていた。

クリスチャンが少ない日本では、人気が出ないから、上映されていません。
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EEAAO ふざけないとうまく行かない 心中に喜神を含め

2024年10月20日 | 映画
たしかひすいこたろうさんの本で紹介されていた、EEAAO。

映画。Everything everywhere all at once. 

2年前、ミシェル・ヨーで有名になった、ハリウッド映画。こちら

半分はコメディ映画。

なにかのトラブルに対処するのに、ふざけないとうまくいかない、って設定になっているらしい。見ねばならない。

なんでもユーモアが大事。

私が20歳のころから好きだった言葉に、「心中に喜神を含め」ってのがある。安岡正篤の本で学んだ。こちら

何があっても、心に明るさを秘めておけ、って感じ。

私が20歳で桐蔭学園高等学校軟式野球部の青年監督に就任した直後、教室に生徒・選手を集めて、この言葉を紹介して、「死ぬ気で楽しくやれ」って伝えた。

数年して、当時の生徒が、「あの言葉はよかった」と言ってくれた。私もませた大学生でしたが、高校生でもこういうことは刺さるのですね。

心中に喜神を含め。

あれ以来30年、この言葉を拳拳服膺するほど意識してはいないけど、常に忘れたことはない。
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『日々是好日』 樹木希林の映画

2024年09月08日 | 映画
森下典子の茶道のエッセイを映画化して、樹木希林が主演をしている『日々是好日』って映画の評判がいいみたいですね。

私も茶道を齧ろうとしているのですが、アマプラで観るかな、、、 まずは森下さんのエッセイを読むかな。



『日日是好日』予告編


 
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映画『関心領域 Zone of interest』

2024年08月07日 | 映画
観たいと思って観ていなかった。


「感性」を磨くためには、「月イチ、映画を観るのがいい」って言っておきながら、最近数ヶ月、映画を観ていなかった。

そこで、日比谷シャンテで鑑賞。

よかった。

____________

アウシュビッツ収容所でユダヤ人を虐殺していたヘスが、毫も、その行為を疑っていない。全く悪びれていない。

正しさは歪む。正しさは色褪せる。

しかし。

美しさ(カッコよさ)は歪まない。美しさは色褪せない。

まとめると、

正しさは色褪せる。
美しさは色褪せない。

あえて英語を混ぜると、分かりにくいかもですが、

Right(正しさ)は色褪せる。
Righteous(美しさ)は色褪せない。

古今東西、歴史の篩に掛けられても、色褪せない、美しさ、潔さ、カッコよさ、というのがある。嘘をつかないとか、正直とか、誠実とか。

これを私はRight よりも Righteousだと捉えている。

日本の、最近の、トヨタその他の大企業の不祥事は、「歪んだ正しさ」から来ている。

「組織の論理」で、先輩がずっとやってきた、美しくない、かっこよくない、セコい、ダッサい行為を、「正しい」ものだと思って/信じて/疑わず、やってきた。

いわゆる「カビ型」の不正。「ムシ型」ではなく。

これらは、「正しい」けど、「美しくない」。カッコよくない。

そう。

「組織不正はいつも正しい」のです。

 
だから、「正しさ」を相対化する仕組みと努力が必要。

そのためには、感性を磨くことが必要。

そのためには、非日常を味わうことが必要。

そのためには、映画鑑賞が最適。旅行に続いて。

そんな中で、この映画を見て、改めて思った。

感性と勇気を養うためには、「歴史を学ぶこと」が大事。

歴史を学ぶと、いかに、たくさん、「正しさ」が相対的であったか、後世に覆されたか、危うい、儚いものか、が分かる。

当時の「時代精神」が如何に間違っているかを知ることができる。

例えば、日本の近代。

尊王攘夷、富国強兵、帝国主義、鬼畜米英、共産主義、環境とかを犠牲にしての高度経済成長、、、

それぞれの時代を彩ってきた精神(正しさ)が、如何に、30年後に「誤っていた」と判定されることが多いか。

時代の篩に掛けられて、消え去っていった「正しさ」が、いかに多いか。

この辺の呼吸は、歴史をしっかり学ぶことで身につく。

この『関心領域』みたいな映画を観ることを含めて。

感性と勇気を磨くためには、歴史を学ぶこと。
「正しさ」を相対化するためには、歴史的な、長い時間軸での視点が大事。
「時空を超える」ことで、眼前の正しさが相対化される。

ってなことを、この映画で学びました。
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『名もなく貧しく美しく』

2024年07月23日 | 映画


昔、『名もなく貧しく美しく』って小説・映画があった。高峰秀子主演。

その価値観に憧れた看護師が、徳田虎雄の徳洲会で働いていた。

ってなんの変哲もないエピソードですが。

この本に書いてあった:



私には刺さった。

『名もなく貧しく美しく』。

いい言葉ですね。

名を求める者は、得てして美しさから遠ざかる。

私も心せねば。

名を求める人生よりも、美しき人生を送りたし。
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映画 『方舟に乗って』

2024年07月16日 | 映画
10日前から公開中の映画。


1980年に話題になった、「イエスの方舟」っていうマイナー宗教。

ウィキでは、

イエスの方舟に対する異常なバッシングとその反省から、マスコミはオウム真理教が問題を起こした際に批判を躊躇するようになり、結果として被害を拡大させるに至ったとも言われる

とも書かれています。

知りませんでした。

メディアとか、家庭連合とか、政府に、大きなインパクトがあると思いませんが、こんな事実(1980年の話題)と、こんな映画があるんだ、という一般情報として、ご展開差し上げます。

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映画『関心領域』

2024年06月03日 | 映画
これは観たい!


予告編とかで何度か観た。アウシュビッツの隣。

隣の虐殺に、関心を持たずに生きていけるのか?

我々も、世界の貧困と戦争に、どれだけ関心を持たずに生きていけるのか?

隣人の不幸に、どれだけ無関心でいられるのか?

自分のことばかり考えて、「関心領域」を広げなくていいのか?

そんなことを考えさせてくれる映画。

近いうち絶対観る!
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映画『怪物』

2024年05月31日 | 映画
物の見方を教えてくれる。

どんな人も、逆(相手方)から見ると、違って見える。

学校側から見た「モンスター」ペアレントも、被害者家族から見ると、義人。
家族から見たトチ狂った「モンスター」教師も、学校から見ると、義人。

味方から見て頼もしい弁護士は、相手方からすると、悪魔。
味方から見て頼りない弁護士は、相手方からすると、経験豊富な弁えた弁護士。

そんな経験をさせてくれる映画らしいです!

もうBlue Rayとかあるらしい、アマプラでもありました!



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映画『スパイダーマン』

2024年04月20日 | 映画
スパイダーマン(1977年)の映画には名セリフがあった。

With great power comes great responsibility.
This is my gift, my curse. 

大きな力には大きな責任が伴う。
僕のこの(スパイダーマンの)能力は、恵みであり、呪いでもある。

要するに、ノブレスオブリージュ。
能力(gift) ある者には責任(curse)が伴う。

恵まれた者は、大きな社会的使命を引き受けねばならない。

ーーーーーー

この有名な本(私読むの2回目)で出てました。

 


Spider-Man: A gift and a curse

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中村哲医師のドキュメンタリー

2024年04月11日 | 映画

50分弱の、ドキュメンタリ=映画。

この映画の存在は知らなかった。

あとで観る。

中村哲さんに関する作品は、本・映画その他媒体を問わず、観るようにしている。
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映画『Perfect Days』 役所広司主演

2024年04月10日 | 映画
役所広司が、カンヌで主演男優賞を獲った名画。

友人に「すごくいいよ」と勧められて。日比谷TOHOシネマズシャンテ。

もう上映している劇場は少ない。早めに劇場でご覧になってください。

木漏れ日、の映画。

木漏れ日。木の葉から漏れ見える日差し。同じ木漏れ日は二度とない。その一瞬は二度と来ない。今度はない。今、しかない。

その木漏れ日との出会いは、一期一会。その木漏れ日に出会えるのは、ある意味、奇跡。

木漏れ日の話ではない。

木漏れ日のみならず、人生のシーンのすべてが、一期一会。二度と訪れない。

今日の自分と明日の自分は違う。今日の妻と明日の妻は違う。今日の家族と明日の家族は違う。微妙に違う。

ーーーーーー

最後のシーンまで、最悪の映画かと思った。

しかし。

最後のシーンを見て、大どんでん返し。

やられた。

なんとまた味わい深い作品であることよ。

ワンシーンで、最悪の映画から、最高の映画に昇華。


監督はドイツ人のヴィム・ヴェンダース。外国人にも、こういう「日本的」な映画が撮れるのですね。

人生すべて、木漏れ日みたいなもの。

そう受け取りました。

題名は『Perfect Days』。だからネット上の口コミや感想も、この題名に引っ張られている感がある。

しかし。

『木漏れ日』ってタイトルの映画だと思って、見たり考えたりしてください。

また違った味わい方ができるでしょう。

ーーーーーー

最初に思った感想は、資本主義社会、近代社会へのアンチテーゼ。

でも陳腐ですね、こんな感想。

端的には、人生すべての瞬間が、木漏れ日みたいなものなんだよ、っていうメッセージを、我々は受け取るべきなのでしょう。



この映画の味わい方のアドバイス。

1 映画館で観ろ。
2 絶対に最後まで席を立つな。
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映画『ドッグマン』

2024年03月26日 | 映画
リュックベッソン最新作。

『レオン』バリにいいらしい。

犬好きの方は是非!
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映画『ゴールデンカムイ』

2024年02月24日 | 映画
人気の映画『ゴールデンカムイ』を見てきました。

アイヌの漫画が原作。原作はみんな読んだ。

えらい前評判がよかったので。

なんでも仕事に結びつける私は、「このアイヌ映画を見て、少数派に思いを致せば、いま私がしている少数派の方たちの仕事にも役に立つかも」という理屈をつけて、仕事の合間に。

星3つ。

原作に頑張って似せている努力は買える。

娯楽映画としてはいいのかも。

第二作は来年か再来年、出ます。

もう見ないかも、、

楽しい2時間をありがとうございました!
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映画『Till』

2024年02月24日 | 映画
映画『Till』を見そびれた…
 

たしか日比谷で上映していたけど、、

来月末に下高井戸で見に行くかな、、、

少数者の人権とか、正義とか、思いとか、勇気を学ぶには、エメット・ティルはいい題材。

黒人で惨殺された人。マーティン・ルーサー・キングとかに影響を与えた。



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三島『金閣寺』が映画『タクシー・ドライバー』になった

2024年02月12日 | 映画
三島由紀夫『金閣寺』の主人公溝口の描写が、ロバート・デ・ニーロ主演の名画『タクシー・ドライバー』に繋がったんだ。

世界はいろんなところで繋がっている。


 

 
以下の平野啓一郎さんの本で知りました。


 
金閣寺をまたしっかり読み直そうかな。
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