カール・ヒルティ。スイス人。世界三大幸福論を書いた。弁護士、教授、政治家。
かなり敬虔なクリスチャン。渡部昇一が大好きでした。
最近、私も大好きになりました。20代のころはトンと響きませんでしたが。
~~~以下引用~~~
習慣的に、すべての人を愛するように努力しなければならない。あらゆる代価を払って、自分のためにも習慣的にすべての人を愛するように努めなければならない。
人々が愛に値するかどうかを問うことなしにそうしなければならない。というのは、ある人が愛するに値するかどうかを正しく意味する事は非常に困難だからである。
愛すると言うことは、自分が他人の上に立つ方法であって、これこそが愛することができない人に対する大いなる優越であり、神様だけが喜ぶ本当の貴族主義である。
理屈をつけたりして、愛を退けてはならない。愛する人に価値があるかどうかも問いてはいけない。
~~~引用終わり~~~
ヒルティとか渡部昇一の本は、20代のころによく読んでいた。司法試験に受かる前。
合格してからは、仕事を優先して、こういう古典とかはおろそかになっていた。
最近、弁護士20年目になって、論語とかの本を書いたりすることもあり、20年ぶりくらいに、渡部昇一の本を書い直したりしている。