27年ぶりに、山本七平の『論語の読み方』を読み返している。
論語と経営・コンプライアンス(仮題)って本を執筆するのに、世の中のこれという論語本は全部読もうかなと思って。
巻末のメモを見ると、私が平成10年つまり1998年に読み終えていた本。27年ぶり。23歳の、司法試験の受験を始めたころに、こんな本を読んでいたか。
最後の方に、山本七平が『李陵』を「愛読書」と呼んでいることを発見、、、、
う、嬉しい!
私が毎日聴いている『李陵』。
それを私がこよなく尊敬する山本七平が「愛読書」としていたとは!!
「天は見ている」という有名なセリフがある、李陵。
李陵・蘇武・司馬遷の三者それぞれの人生観が学べる、李陵。
ヨブ記みたいに、人生の須臾の儚さ、無力さを知らせてくれる、李陵。
人と天(神)との関係が学べる、李陵。
東洋のヨブ記とも言うべき、李陵。
美文の宝庫、李陵。
漢文調の、名文のオンパレード、李陵。
フランクル「態度価値」が学べる、李陵。
私をモンゴルにいざなった、李陵。
人格者・山本七平の愛読書、李陵。
山本七平の人格が学べる本は、以下3冊。
みなさまも、ぜひ、山本七平と、私とともに、『李陵』を愛しちゃってくださいませ!