東京はいい天気だ。しかし、日本人の心は慢性的に不安でモヤモヤの雲がかりだ。この不安心理は依存症を引き起こす大きな原因になってる。今、芸能人がコカイン使用で逮捕されて、大騒ぎになってる。彼は薬物を使用するような芸能人ではない。逮捕されるまでは、善良な市民と世間では思われていたのだ。そのギャップが驚きであり、恐ろしいのだ。彼はたまたま一回の使用でで逮捕されたのではないのだ。かなり前から常習していたのだ。完全にコカイン依存症なのだ。コカインを使い始めたのは、いつ頃なのか。どんな動機で使用し始めたのか。ストレス、興味、いろいろ考えられるが依存症になれば、依存から離れるのは難しい。治療したって依存から立ち直るのは難しいのだ。犯罪性を帯びた依存症は、本人の責任ばかりではない。意思が弱いから依存症になるのではない。そもそも、人は依存しやすい。今、日本人は不安心理で大きく支配されてる。依存症になりやすい。薬物依存ばかりでなく、アルコール、ギャンブル、ダイエット、食依存、アイドル依存、ゲーム依存、ネット依存など、多くの依存が存在している。犯罪ではないが、一日に18時間もゲームをするのは、異常であり完全な依存症なのだ。大酒を飲んでも犯罪ではないが、24時間、酒を飲みたい衝動にかられてるのは、依存症なのだ。日本を含めて世界では、人間を依存させたがる力が存在している。依存者が増えれば増えるほど、利益をあげられる人間、組織が存在しているのだ。アルコール依存者が増えれば、酒製造会社はもうかる。パチンコ依存者が増えれば、パチンコ屋はもうかる。ゲーム依存者が増えれば、ゲームソフト制作会社がもうかるのだ。現代の依存は、社会的なものであり、利権誘導の産物なのだ。社会のいたるところに依存落とし穴があるのだ。落とし穴に落ちないように気をつけけなければならない。誰もが依存症になる可能性があるのだ。明日は我が身なのだ。あなたが、あなたの家族、友人が依存症になる可能性があるのだ。そして、一度依存症になれば、依存の地獄から離れる事は難しいのだ。もがけばもがくほど、依存の深みにはまってゆくのだ。日本は特に多くの依存症が発生しやすい環境だ。不安心理が蔓延しているからだ。悪質依存を撲滅するには、子供の頃から反依存教育をする事だ。依存者だらけの社会では生産性もあがらない。それでなくても、年々子供は減り、労働人口も減ってるのだ。依存で働けないでは、社会が崩壊する。清朝時代の中国ではアヘンで社会が崩壊寸前になった。悪質依存は撲滅しなければならない。あなたの周りの中毒者を責めてはいけない。依存者を増やしてもうけたいと思ってる連中を規制しなければ、依存者は増えるばかりだ。日本ではカジノ法案が成立し、ギャンブル依存者は増える傾向がある。イスラム教社会ではアルコール依存も、ギャンブル依存も存在しない。なぜならイスラム教では酒もギャンブルも禁止だからだ。日本ではイスラム教ほど規制を厳しくはできない。しかし、なんらかの規制は必要だ。ちなみに私は酒も、ギャンブルもたばこもやらない。ゲームもやらない。依存の恐ろしさを理解してるからだ。人間やめますか、覚醒剤、ギャンブル、やめますかの選択だ。人間でいたいなら悪質な依存はやめるべきだ。