昨日は閉塞と虚構のどん詰まりの国、日本に衝撃が走った。日本で一番知られてる右翼政治家、安倍元総理の暗殺だ。街頭での選挙応援演説中に若い男に銃で撃たれた。懸命の蘇生措置にもかかわらず、2022年、7月8日午後5時3分絶命。安倍の死に対して、政治に関わる人は複雑な思いであろう。死ぬように運命ずけられてる。運命は変わらない。急に奈良に行くように予定を変更した事、安部にうらみを抱いてる男が事件現場に近くに住んでる事、警護の警察官が手薄だった事もすべてが伏線だ。事件は起きるべきにして起きた。カリスマ性に欠ける政治家に多くの国民も政治家も依存した。虚構に群がり、虚構に依存した。そして虚構は崩れた。政治スタイルも虚構だ。死亡後、テレビからは安部の政治実績の賛美報道ばかり流される。そんなに立派な政治家であったのか。格差を拡大させ、大企業にばかり利益誘導させ、憲法違反の安保法制を強行採決させ、生活保護費を下げ、森友問題、家計問題、桜の花を見る問題では嘘答弁を繰り返し、財務省職員を自殺に追い込み、忖度政治をはやらせ、マスコミに介入し多くのニュースキャスターが降板した。私からすると戦後最低の総理大臣だ。右よりの人々からすると、安部は頼もしい政治家に見えたのだろうが、やってる事は独裁者と変わりない。安倍が街頭演悦すると、多くの支持者が安部を囲んだ。同時に日本中に安部嫌いの人々を多く生んだ。安倍には多くのやじが飛ばされた。そして、本物の銃弾に倒された。安倍の死後、日本政治は、今より空洞化し活力を失うのではないかと少し心配だ。安倍がいたから野党も強くなれた。安倍が総理である時は、国会内でやじが飛ばされ、いつも騒然としていた。岸田政権になってからは、静かな事、葬式国会だ。強い政敵がいないと野党は強くなれない。日本の政治活性は下がるばかりだ。多くの日本人が生活に不安を抱えてる。ロシアのウクライナ侵略以降、侵略危機も現実的になってる。自然災害も心配の種だ。それでも日本人は危機意識が低い。政治に対しての関心が低い。国政でも投票率50%ぐらいなのだ。地方政治だと35%ぐらいだ。安倍が死んだからと言って日本は大きく変わらない。今の参院選でも同情票が少し、自民党に集まって自民党には有利に働くぐらいだ。オーストリアの皇太子がテロリストによって銃弾に倒れ、第一次世界大戦が始まった。安倍の死が革命や戦争を引き起こすような事はない。日本国内で賛美、非難に終始するだけだ。安倍の死を一番悲しんでるのは、家族であろう。有名な妻、母、防衛大臣の弟は、悲しいであろう。銃弾による暗殺なんていう現実を受け入れられないであろう。安倍嫌いの人々よ、汚い中傷はやめろ!敵の死には敬意を持て。安倍は安部なりに信念をもって政治をしたのだから。安倍元総理のご冥福を祈ります。天国でゆっくりお休みください。