今日は何の日か。原爆記念日だ。日本にとっても世界にとっても絶対に忘れてはいけない日なのだ。１９４５年８月６日、広島にアメリカによって、世界で初めて原子爆弾は投下された。一瞬にして１０万人もの命が奪われた。NHKは式典の様子を例年おごそかに伝える。民放はくだらないバラエティー番組、食い物番組を朝から放送する。敬意を示す番組を放送できないのか。国民の関心も時の流れと供に薄れてゆく。投下から７７年も経つと、誰も口にしなくなる。日本は、平和ぼけの国だから核兵器の使用なんてありえないと思ってるようだが、ウクライナ戦争でプーチンは核兵器の使用をほのめかしたり、現実的な問題だ。１９４５年より核兵器は格段に進歩し、一発で東京、神奈川、埼玉、千葉の首都圏に壊滅的被害をもたらすのだ。人間界から戦争はなくならない。今も世界中で戦争が行われてる。日本の７７年もの長きの平和は、珍しい。日本人の感覚だと戦争なんて起きない、心配する事はないと感じてるかもしれないが、それは甘い。今、台湾の近海で、中国が台湾を威嚇するように実弾発射の軍事訓練をしている。台湾有事は日本有事なのだ。中国も核兵器を持ってる。アメリカとの戦争になったら、中国は核兵器を使用するかもしれない。永遠に平和は続かない。日本のあくびが出るような平和は、虚構だ。人間の本質は、悪と罪だ。人間界から戦争はなくならない。破壊力の大きい核兵器は、使われる可能性は常にある。今、世界は、核兵器の使用の現実性に直面している。核の被害国の日本すら、核兵器の所有を言いだす政治家が多くなってる。来年に日本は、戦争に巻き込まれてるかもしれない。未来に何がおきるのかわからない。日本には、自然災害の脅威が常にある。今も東北や日本海側で水害にあってる。コロナも全然収束してない。来年の８月にバラエティー番組を見てげらげら笑えるかどうかはわからない。人間界、楽しい事ばかりではないのだ。東京にミサイルが撃ち込まれて、がれきの中を食べ物を求めてさまようかもしれない。平和ぼけ人間ばかり生み出す平和でも、平和はいい。平和が続くように祈ります。二度と核兵器は使わない、使わせない、強い覚悟で世界の指導者に祈りましょう。