政府は憲法審査会の開催を立憲民主党に申し出た。立憲は拒否した。なぜ今、憲法改正論議なのだ。国民の憲法改正論議に対しての関心度など1%だ。自民党が的外れの政治課題を題してくるのは、裏金疑惑を下火にしたい思いがあるのかもしれない。焦点をずらしたいようだ。戦前の大日本帝国憲法を復活させたいようだ。時代錯誤もいい所だ。時代は半導体の時代なのだ。真空管を目指しているような政党は早く政権を降りるべきだ。政治活性の低い日本にとって、憲法改正の高しょうな論議は今やらなくてもいい。今、やらなければいけない論議は政治家の裏金疑惑と地震対策だ。能登半島地震は終わっていない。昨日の地震は東京大地震が起きたと思わせるような揺れ方であった。多くの国民は地震におびえている。政府はもう少し真剣に地震対策を論議したほうがいい。日本では地震後の生活がお粗末だ。体育館に避難、段ボールベット、汚いトイレ、お粗末な食事、ボランティアの善意、昭和的救援から進歩してない。もっと金を投入すべきだ。けちけちしている。軍事費には莫大な金を使っても、被災者の支援にはけちる。外国の侵略から国を守るのと同じ位、自然災害から国を守るのも大切ではないか。憲法には基本的人権の尊重が書かれている。憲法論議するなら人権を守る論議を始めて欲しいね。軍事国家を目指すような論議はほどほどにすべきだ。憲法は日本のすべての法律の源泉なのだから簡単にいじってはいけない。今の憲法は日本に多くの幸福をもたらしている。現行憲法を守りましょう。