日本の2023年の出生数が公表された。727277人だ。8年連続で減っている。1947年の統計開始以来の低い出生数だ。死者は約159万人だ。差し引き約800000人が日本列島からいなくなっている。すごい人口減少だ。来年はおそらく約650000位の出生数か。後3年位で500000人位の出生数になるのではないか。このまま行けば20年後には、日本の子供の出生数は10万人位ではないか。年間たった10万人しか生まれない国とは消滅国家だ。政府も一般国民も人口減少に危機感を持ってない。国家とは人がいて土地があるのが最低条件だ。その人が年間80万人もいなくなってる日本、大丈夫ですか。今も労働力不足、今後大幅に労働力不足になる。社会が回らなくなる。火災が起きても消防車は来ない。医者がいなくて治療が受けられなくなる。ゴミの回収ができなくなる。労働力不足でも、日本政府は外国人の移民を受け入れるのには消極的だ。今日本にいる外国人にも在留許可を出さない。不法滞在として入管に収容して強制送還したがる。働く人がいないなら外国人に働いてもらうしかないだろう。ロボットだとか、ITだとかの横文字システムで解決を図りたいようだが、機械化で対応できる部門は限られている。人間が必要なのだ。日本は消滅危機になろうとしているのに、多くの日本人は危機感がなさ過ぎる。人口減少で国が消えてゆくのだぞ。今も田舎に行くと廃墟だらけ、今後大都市でも廃墟が続々生まれてくる。明かりの消えたタワーマンションが廃墟として連立している様は不気味だ。50年後の日本、どうなっているのだ。人間もゾンビ化してうつろな目で町をさまようのか。外国に乗っ取られて日本人は奴隷のようにこき使われるのか。まったくいいイメージがわかない。事は本当に深刻なのだ。朝からバラエティ番組見てげらげら笑っている場合ではない。今の日本人はネガティブな数字に向き合わない。大谷のホームラン数とか、スポーツマンの勝利数には向き合う。日本すごいの自画自賛ナショナリズムで盛り上がるだけだ。日本の実態は消えゆく錆だらけの巨艦だ。今書いていても、虚しさがこみあげてくる。