千代の思いやり弁当

千代は毎週日曜・祝日107歳のお向かいの方へ思いやり弁当をお届けしていました。悲しい事に11月9日旅立たれました。

8月30日 歯科医院婦人の退院

2012-08-30 20:43:57 | 日記
我が家の裏に3軒のお宅がありました。

相前後して不動産屋に売却されました。

3軒といっても細長い小さなお宅だったので合わせて120坪弱。

この敷地を1軒の歯医者さんが購入され開業しました。

駐車場を大きく取って、朝の9時から夜の9時まで、休診日なし。

若くよく働く歯医者さんと一見思いますが、私にとっては許せない事があります。

というのも、お隣に年長の歯医者さんが開業されているのです。

近所の方は前から開業されている歯医者さんが「お年で閉院するのでどうぞ。」

と申し出られたので開業したそう。なんて聞いてもいない事を話していました。

実体は医院を作り始めてご挨拶に伺いたい申し出があったそうだす。

もうすでに建設されているのですから、お話することはないでしょう。

とお断りされたそうです。

前置きが長くなりましたが、私は歯の治療に古い医院へ通っています。

ここの奥様が3月脳梗塞で入院され8月中旬退院されました。

お嬢様へは早く受付でお会いできるとよろしいですね、と話していました。

今日歯医者さんへ伺うと奥様が受付にいらっしゃいました。

思わず「おめでとうございます。」と声をおかけしました。

奥様は涙ぐみ、「リハビリの方が先生(歯医者さんのご主人)にお願いして、リハビリのためにも

こうして出ています。」とおっしゃいました。

「いいえ、奥様がここにおられるだけでも違います。」私は答えました。

左半身がお悪いと伺っていましたが、受付へ出られるようになるまでには

大変だったことと思います。

また家族の方もめまぐるしい半年だったことでしょう。

健康であること、普通の生活がどんなにありがたいか。

なくしたときに初めて知ります。


夕方お向かいの息子様が「山梨から送ってきました。」
とおっしゃって 葡どうをお持ちくださいました。
いつも珍しい物をいただき恐縮です。




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