このところ、「2,3日ブログを更新してないなあ」なんて思って、自分のブログを開いてびっくり。5日間もほったらかしだった。なんてことになっています。
とりもなおさず、忙しくなってきたということなんですね。自分の気持ちのゆとりがなくなってきたということでしょう。何しろ参院選が迫ってます。都議選も「一都市の出来事」ではないんですよね。無視できません。そうした運動や活動を支えるためにいろんな仕事があるわけで。
参院選を前に、いろんな人がいろんなことを言うようになってきました。それにしても橋下氏の発言は酷過ぎる。歴史認識以前の問題です。
安倍・自民公明政権もひどい暴走ぶりです。もう「我が天下」と言わんばかりの傲慢さが鼻について。
「憲法の改定を争点に」と言ってますが、「変えるか否か」という話だって「?」なのに、もう変えることが前提であるかのような話が、メディアでは取り沙汰されているなあと感じます。
憲法をどうするか、ということについては何度でも、いろんな角度からここで書く必要があるなあと思います。
「変えるの?変えないの?」と言えば、「変えない」に一票ですが、それ以前の問題のような気がしてるんですよネ、実は。
憲法がどういうものなのか、その内容や基本的な考え方は?これらを、私たち国民は本当にきちんと理解しているでしょうか。
戦争をしないと宣言してるんだから、戦争しない努力を最大限つくすのが当然で、「もしも」という状況をつくらない努力こそが必要なんです。
「武器を持たないとばかにされる」?そうでしょうか?武器を持たずに、話し合いで理性的に接する努力をしている国を笑う国こそおかしい。戦争している国の国民が戦争したがっていますか?
「他の国が攻めてきたら」「他の国があぶない」と言います。しかし、こういう状況をつくりだしてきたのは誰でしょう?
戦後日本の政治を長いこと牛耳ってきたのは、今まさに戦争できる国に仕立てようとしている自民党ではありませんか。彼らは戦後直後からずっと現行の日本国憲法を変えたがってきました。
彼らのいう未来社会は、100年も前に逆行する社会体制であり、戦後築いてきた民主主義と平和な国づくりをめざす国民の願いとは相いれません。
日本国憲法の真価がいまだ発揮されないまま、憲法を変えようとする議論には疑問を感じます。先日、「前文」を掲載しました。この文章、タイプしながら、「やっぱりいいなあ」「素晴らしい国だなあ」と思いました。
「こういう国を目指します」ということが書かれたのが憲法。「こういう国」になっているのかどうか、そして、私たちはどんな国を作りたいのか、よおく検討してみましょうよ。