



色々ブッ込んでいた前回から元のトーンに戻った感じだった。今回の患者は至ってまともな大人で(夫婦役二人とも演技派っ!)、これまでの子役名演技&毒親大暴れの展開は限定的なものだった。子役は主に回想。親は湊の親で暴れることは暴れて和解もしないが(強硬)意外と素早く退散していた。馴染みのパターンや盛った展開は良し悪しではあっても引きは強いかもしれないが、ストーリーは収束モードに入ってきた。そんな縦ライン強い話でもないとは思うけど、取り敢えず病院の経営問題、父親代わり? の院長の病気、後は一人湊に対して警戒を解いていない研修医、の3点が今後の材料になりそう。予告を見るに今回もそうだったが後半に入ってもその回の患者エピはしっかり目には取り上げてゆくようだ。湊や高山の過去エピは一応片付いたしね。それにしても創作で心の傷は完全には癒えないし、他人の痛みも本当のところはわからない、というのはすっかりデフォになって、そこからどうする? というアイディアや感性や固有の事態の進行が物語の本番という感じになってきたなぁ。