実は前作見てなかったっ! だが、何となくわかる作りだ。この系統のドラマの始祖だけに画面がずっと濃いっ。いやはや・・・。ストーリー自体はわりと普通の銀行物で、何ならそこまで特別派手な展開があるワケでもないのだが、何というか、もはや劇画を通り越してホラー映画みたいな撮り方をしていて主人公半沢直樹を怒らせたら祟りがある、みたいな空気が漂っているのが謎の凄みの要因であると思う。まず堺雅人が『異形感』が強い役者だというのも大きい。一癖ある上品な人物もイケる口ではあるが。原作のタイプにもよるが、同じ枠、同じタイプのドラマで当たったり外れたりするのはこの食い合わせによる所が大きいんだろうな。堺雅人が下町ロケットをやっても何かちょっと違うしね。ともかく、当たり役の全編濃いこの物語。もう視聴者がツッコミの準備をしながら見ている気配だが、どこまで跳ねるやら。ぼちぼち見届けよう。
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千%の浄化っぷりに戸惑うレギュラーメンバー達っ。役割が犬ロボと被りがちな為に今回はAIちゃんは控えに回っていた。『戦わないのにバランスブレーカー』という恐るべきスペックを持っているから致し方ない。アークについては引き続き無双。千%と共闘すれば撃退できるようでもあったが、止めは差せない仕様か。ゼアもあっさり乗っ取られてしまったが、元々ゼアは気配は薄かったかなぁ? 犬ロボを作って千%を洗脳したりはしていたけど・・・。迅の刃以外の協力者も気配を断っている。これに関しては場合によってはいなかったことにもなりそうだっ?! そして次回はようやく最終フォーム投入か。これはなんというか、アークを倒せば解決、ということなのかな? ヒューマンギアのアイディンティティや権利云々という問題もあったりするが、どこまで踏み込むのかはちょっと加減がわからない様子ではある。