


こちらも完結! 元教員の人のその後が不明だったりもしたが概ね大団円。但し、主人公真空がここが最後の場所とはっきり定めた上での着地をしていた。診療所の3人は運命共同体になった。メタネタも多いが、あの村自体がイノセンスなほぼ天上の空間の物語だった。ただ、いなくなった元教員やシングルマザーの逃げた夫何かもそうだけど、地上的な痛みに気付くとあそこに居られなくなる様な印象もあった。特殊な認知症の女の結婚式での忘却の瞬間の恐怖は、どこか正気を取り戻して感じるべき真実の恐怖を取り戻した瞬間の様にも見えた私はひねくれ者なのかもしれない。単に演者の安達祐実がガラスの仮面を地でゆく芸達者だから気に当てられただけとも言える、かな?