奥秩父両神山の南西麓を巻いて流れる川が中津川だ。出合いから支流神流川を遡ると群馬との県境志賀坂峠に至る。標高700mぐらいの一帯を中津峡と呼び、古くから紅葉狩りの名勝として知られていたようだ。
雁坂トンネルへと至るR140から分かれ、R210に入ってすぐの所で車を止めて歩くことにした。
これほどの絶景でありながら、平日のせいか車の往来も人の出もそれほどではない。
山道とは言え、道幅はかなり広く、駐車スペースには困らない。幾つかトンネルがあるのだが、そのう回路が散策道となっているのもよい。ただ河原へ降りるところがなかなか見つからない。
500mほど行っては車を止めて、上下流合わせて1kmぐらい歩くということを何度か繰り返す。次第次第に両側の山は切り立ち、川床は遥か下になってきた。。
ウルシ、ナナカマド、モミジ等と樹種が多いので、さまざまな色合いを楽しむことができる。
茶店のある中双里を越え、さらに神流川との出合いを越えると道はいっそう狭まり、季節が晩秋へと一気に進んだ。
時計はまだ2時を廻ったばかりだが、陽はもう山の端の高みに消えようとしている。光と色を失った晩秋の山々はたちまち寒々としてきた。
八丁峠まであと少しの所で引き返した。周囲はすっかり葉を落とした木々に覆われ、冬の到来間近といった風情だった。
雁坂トンネルへと至るR140から分かれ、R210に入ってすぐの所で車を止めて歩くことにした。
これほどの絶景でありながら、平日のせいか車の往来も人の出もそれほどではない。
山道とは言え、道幅はかなり広く、駐車スペースには困らない。幾つかトンネルがあるのだが、そのう回路が散策道となっているのもよい。ただ河原へ降りるところがなかなか見つからない。
500mほど行っては車を止めて、上下流合わせて1kmぐらい歩くということを何度か繰り返す。次第次第に両側の山は切り立ち、川床は遥か下になってきた。。
ウルシ、ナナカマド、モミジ等と樹種が多いので、さまざまな色合いを楽しむことができる。
茶店のある中双里を越え、さらに神流川との出合いを越えると道はいっそう狭まり、季節が晩秋へと一気に進んだ。
時計はまだ2時を廻ったばかりだが、陽はもう山の端の高みに消えようとしている。光と色を失った晩秋の山々はたちまち寒々としてきた。
八丁峠まであと少しの所で引き返した。周囲はすっかり葉を落とした木々に覆われ、冬の到来間近といった風情だった。