前回からの続き、登山中出会えた花を標高の低い順から紹介して行こう。
ヤマブキショウマ
ツクバネソウ
ツルアリドオシ。やや湿った林縁にみかけるアカネ科の花。花は二こずつつけるが、実は合体して一つになる。
ミヤマシシウドは風の通り道の稜線に大きな花を咲かし、たくさんの虫を集めていた。
7月のこの時期ではとうに花は終わっていた、茶色の実もまたかわいいマイヅルソウ
岩に絡みつくように咲くイブキジャコウソウは、香気を放って咲いている
シモツケソウ
花はナナカマドに似ているのだが、葉は全く違う、なんという花だろうか
こちらは本物のナナカマド
コメツツジ
せり科の白い大きな花
雪渓の傍に咲き残っていたイワカガミ
ウラジロヨウラク別名ツリガネツツジ。ツツジ科の小低木は山でよく見かけるのだが、この花はその代表格の一つ
同じツツジ科のベニサラダドウダン
イワイチョウ
クロウスゴの実
ヨツバシオガマ
オノエラン、少々時機を失していたが、初めて野に咲く姿を見ることができて嬉しかった。
カイタカラコウかオタカラコウか一体どっち
稜線にたくさん咲いていたシナノオトギリ
ウスユキソウ
ミネウスユキソウ
1800mを超えたあたりから姿を見せ始めたハクサンフウロ
風よけのためか岩陰に寄り添うように咲いていたミヤマダイモンジソウ
ウサギギク
ツマトリソウ。標高の低いところでは花は終わっていたが、この辺りではまだ姿を見ることが出来た。この花の名はを聞くと私はいつも「妻と理想」を連想してしまう。
ミヤマウツボグサ
コゴメグサのなかまも僅かながら見つけることが出来た。この花はよく見るとほんとに愛らしい形をしている。
ハクサンシャクナゲ
アカモノ
ラン科ツレサギソウの仲間
ムシトリナデシコは白馬に登った時以来、久しぶりのご対面。
日本の山にもこんな派手でゴージャスな花が咲いているのです。タカネバラ
ハクサンチドリ
おしまいはガスの中、稜線にぽつんと咲いていたニッコウキスゲ
嬉しいことに谷川岳は思ったより花の多い山だった。