家を出てから高速に乗り、3時間かかって着いた八海山登山口。時刻はすでに9時を回っていて、ぎらつく太陽が辺りを無慈悲に焼き付けていた。
ロープウェイを降りた先は標高1100m、八海山のほぼ4合目に当たる
展望台
ヤマアジサイがきれいだった
コメツツジにはシジミチョウ、ミヤマシジミだろうか、が来ている
道々によく見られたモウセンゴケの花
トリアシショウマ
サンカヨウは早くも紫色の実を付けていた
ヨツバヒヨドリはやっと咲きだしたばかり
ツクバネソウ
同じツクバネソウだがもう枯れかけている
エンレイソウの実は思ったより柔らかくプヨプヨしていた。
ノギラン
これは?
クガイソウも多くはなかったがあちこちで見られた
一時間半ほどで6合目に当たる女人堂。標高は上がっても一向に涼しくならない。日差しが肌に痛いほど突き刺さってくる。
小さい蝶が多い
ツルリンドウ
稜線に出たら、ホツツジが見事に咲いていた
この人は?
ソバナ
腕に一分が赤く染まり始めたナナカマドの葉
千本槍小屋が見えてきた
隣接する八海山避難小屋とはつながっている。小屋での休憩は有料。
すぐ近くの奇岩
越後駒ケ岳方面
この先が八海山らしい登山が楽しめるところなのだが、あまりの暑さでばててしまった。自分の体と相談しながら今回はここで断念。時間が余ったので岩陰で昼食をとり、一時間ばかり昼寝をして過ごした。それはそれで楽しい時間を過ごしたのだが、ピークハントをするばかりが登山の楽しみではないと自分に言い聞かせながらも、どこか達成感にかける中途半端な気持ちは否めなかった。真夏の登山は朝早く登って昼前には下山する位で良いと反省した。