野に撃沈2

多摩地区在住の中年日帰り放浪者。(k10D→k7→k30→)k‐5Ⅱsを忍ばせ、人気のない野山や公園、路地裏を彷徨い歩く

山口貯水池のカンムリカイツブリ

2014-02-17 | 探鳥

 

 二羽のカンムリカイツブリがハートを作ってくれた。

 

 遠くの鳥を引き寄せて撮りたくて、デジスコに挑戦してみた。今回はその練習編、見苦しい点はお見逃しを。

山口貯水池のカンムリカイツブリ(ハジロカイツブリやカイツブリもいるのだが…)はなかなか岸に近寄ってくれないので、私の300mmの望遠ではやっと識別ができるぐらいで、今までずっとやきもきしていた。今回のデジスコではざっと1500㎜~3000㎜位にはなるので、何とか鳥の表情も写せるようになってくれた。

初めの大雪(8日)の翌日。背景は奥多摩の山脈。少し左によると富士山も見えるのだが、この日はあいにく雲に隠れていた。

 

堤防の土手にも雪が降り積もっていて歩きにくい。

 

 湖面で休んでいるのはマガモとコガモの群れ

 

 取水塔。

 

目当てのカンムリカイツブリの群れは遥か遠く、200mぐらい離れているだろうか、群れているのが見えた。

 

少し待っているとだんだんと岸の方に移動してきた。

 

 

少し背の低いのはハジロカイツブリ。

 

一か所にとどまることなく少しずつ移動しているのは。オオタカへの警戒なのだろうか。

 

 顔の周りの赤橙色の夏羽が残っているものも見える

 

 

すらっとした長い首の前の部分が白、後ろの部分が黒でコントラストが美しい。

 

 

群れから離れ、更に岸に近づいてくれた。

 

 

すらりとした頸には気品。顔には親しみやすい表情も見える。

 

 うん?何かを見つけたようだ。

 

追いかけているのはメスなのか、カイツブリ類は雌雄同色なので私には区別がつかない

 

何か口にくわえてきた、小魚ではないようなので巣材だろうか

 

 そのままメスと思われる個体に近づいていく

 

 

 口移しとは羨ましい

 

その後、上手く思いは伝わったのだろうか

 

あれ潜っていなくなった、恥ずかしかったのか?

 

 

 

 初めてのデジスコだったが、動きの遅い水鳥では何とか表情の一端を写すことができるようだ。

 

それでは、この辺で。