野に撃沈2

多摩地区在住の中年日帰り放浪者。(k10D→k7→k30→)k‐5Ⅱsを忍ばせ、人気のない野山や公園、路地裏を彷徨い歩く

残雪消えぬ春山を歩く

2014-05-14 | ハイキング

 

 巣材を口にくわえたヒガラ

 

 今年は雪が深かったせいか、奥多摩や奥秩父では連休を終えてもまだ雪の残っている山が多い。1400mほどの山でもまだまだ早春の気配が濃い。

 

1000mを超えたあたりでは新緑がとても美しい

 

よく見るといくつか花をつけている木もある。

これはツクバネウツギ

 

オオカメノキ別名ムシカリ

 

カエデの仲間

 

山道わきではスミレもいくつか咲いている。

 

 

 

ツクバネソウやユキザサはまだ蕾

 

 

標高が少し高くなってきたらヒメイチゲを見ることができた

 

 

1400mを超えると残雪はいたるところにある

 

日当たりのよいところでオサムシの仲間を発見

 

タテハチョウの仲間も飛んでいる。これはキベリタテハ

 

 

カケスがけたたましい声を上げて飛び去って行った。

 

一番よく見かけるのはヒガラ

 

 

山道のわきに作られた巣箱に入っているようで、そばを通ると警戒して出てくる。雛がいるのだろうか、注意を自分に向けようと一生懸命だ。

 

 チャンスとばかりにアップを撮らせてもらう。

 

 少し離れたところではゴジュウカラが囀っている。

 

太い幹を自在に走り回っているが、警戒心が強くなかなか近寄ってはくれない。

 

 沢の音がすると思ったらミソサザイの澄んだソプラノの声が聞こえてきた。

 

 その直向きな囀りは命の迸り、暫し聞き入ってしまった。

 

花はまだまだ少ないが、山の上では春も少しずつ標高を上げて行っているようだ。 取り急ぎこの辺で。