先ずは前回の薬師池公園で見かけたカワセミ、池の中に設けられた水鳥小屋の屋根にいた。
それまで仲良くしていたのだが、
急に飛び立って
周囲をぐるりと旋回しながら
猛烈アタック
その後は少し離れたところで小休止していた。縄張り争いなのか、それとも恋の戯れなのかわかるだろうか。
カワセミの雌雄の判別は嘴の色。ずっと動かない右側の個体が嘴の下側が橙色なので雌のようだ。飛び回っていた方は上下とも黒色なので雄。雌雄のカワセミであるのは間違いないが、繁殖期は春なので今回は単なる縄張り争いのようらしい。
別の日多摩川べり。オオバンの群れが流れの緩やかなところで泳いでいた。冬になり北海道や東北から南下してきたのだろうか。
望遠レンズを持ってきてなかったので少し近づいたところ、追い飛ばしてしまった(すいません)。
白い嘴と額、飛んでいるときは両羽の下縁が白く見えるのがオオバンの特徴。
最後は山口貯水池にやって来た、カンムリカイツブリの群れ。ハジロカイツブリとカイツブリもいるようだ。陽が落ちる頃、湖の中央に集まって休んでいる。
大きくて首が長く、冠羽のあるのがカンムリカイツブリ
この辺にいるのはほとんどカンムリカイツブリのようだ
中ほどの少し小さいのがハジロカイツブリ
一番手前に一羽だけ、まだ餌を求めて潜水を繰り返しているのがいた。
湖面を茜色に染めながら、早くも山の端に冬陽が落ちようとしている。
あっという間に周囲は暗くなり、奥多摩の山の方から冷たい風が吹いてきた。
この辺で。