野に撃沈2

多摩地区在住の中年日帰り放浪者。(k10D→k7→k30→)k‐5Ⅱsを忍ばせ、人気のない野山や公園、路地裏を彷徨い歩く

初冬の水鳥

2014-12-06 | 探鳥

 

 先ずは前回の薬師池公園で見かけたカワセミ、池の中に設けられた水鳥小屋の屋根にいた。

 

それまで仲良くしていたのだが、

 

 

急に飛び立って

 

 

周囲をぐるりと旋回しながら

 

 

 

猛烈アタック

 

 

その後は少し離れたところで小休止していた。縄張り争いなのか、それとも恋の戯れなのかわかるだろうか。

カワセミの雌雄の判別は嘴の色。ずっと動かない右側の個体が嘴の下側が橙色なので雌のようだ。飛び回っていた方は上下とも黒色なので雄。雌雄のカワセミであるのは間違いないが、繁殖期は春なので今回は単なる縄張り争いのようらしい。

 

別の日多摩川べり。オオバンの群れが流れの緩やかなところで泳いでいた。冬になり北海道や東北から南下してきたのだろうか。

 

望遠レンズを持ってきてなかったので少し近づいたところ、追い飛ばしてしまった(すいません)。

 白い嘴と額、飛んでいるときは両羽の下縁が白く見えるのがオオバンの特徴。

 

最後は山口貯水池にやって来た、カンムリカイツブリの群れ。ハジロカイツブリとカイツブリもいるようだ。陽が落ちる頃、湖の中央に集まって休んでいる。

 

 

大きくて首が長く、冠羽のあるのがカンムリカイツブリ

 

この辺にいるのはほとんどカンムリカイツブリのようだ

 

中ほどの少し小さいのがハジロカイツブリ

 

 

一番手前に一羽だけ、まだ餌を求めて潜水を繰り返しているのがいた。

 

 

湖面を茜色に染めながら、早くも山の端に冬陽が落ちようとしている。

 

 

あっという間に周囲は暗くなり、奥多摩の山の方から冷たい風が吹いてきた。

 

この辺で。