今月の1日から15日まで新宿御苑で菊祭りが開催されている。
大木戸門付近の駐車場(3時間まで500円と安い)に車を止め、入園料金(200円とこれまた安い)を払って入園。 開園間近で土曜日なのにまだ閑散としている。
ツワブキが見ごろ
現代的に生まれ変わった大温室
中はぐるりと一周しながら世界の植物を見て回れるようになっているが、私的には以前の雑然とした温室の方が良かった。
イギリス風景式庭園の広場。左の建物は通称ドコモタワー。
ユリノキの大木。ほんとに背が高い。
プラタナスの大木、こちらも30mを越えていそうだ。
新宿門の方に向かっていくと十月桜が咲いていた。
新宿門を過ぎ母と子の森へ。サザンカの小径。
黄葉し始めたラクウショウの大木
根元にはたくさんの気根
大木に張り付いて動かないルリタテハは誰かが放したものだろうか
旧御凉亭から眺めた日本庭園。菊花壇展は日本庭園が会場となっている。
「於物魚躍」の円窓
日本庭園の中央入口から菊花壇展に入る。すぐに見えてきたのが第一露地花壇
懸崖作り花壇
伊勢菊、丁子菊、嵯峨菊花壇
何と言っても素晴らしいのが大作り花壇。パンフレットによると「初冬に出てくる芽を、1年がかりで枝数を増やし、一株から数百輪の花を円形状に整然と仕立てて咲かす」とある。
一か所あいているのは間に合わなかったのだろうか。
下を覗くと
これだけの大きな株を支えている細い枝には驚かされる。
上の池の橋を渡ったさきが江戸菊花壇
茶室の前を過ぎると一文字菊、管物菊花壇
肥後菊花壇はまだ咲いてないのが多かった
最後が余所の菊祭りでもよく見かける大菊花壇、よく何とか大臣賞などと札が付いているものだ。
配置の仕方が面白い。右斜めに見ると同色、左斜めに見ると黄赤白と並んでいる。
再び日本庭園の中央口へ戻って菊花壇展はお終い。
池越しの新宿高層ビル街
おまけは黄葉し始めたプラタナス並木
ちょうど一万歩を超えた気持ちのいい散策だった。