野に撃沈2

多摩地区在住の中年日帰り放浪者。(k10D→k7→k30→)k‐5Ⅱsを忍ばせ、人気のない野山や公園、路地裏を彷徨い歩く

森林公園を歩く

2009-11-17 | 公園
 2万歩の歩数をかけて森林公園内を秋を探して、歩いてきました。
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中津峡の紅葉

2009-11-12 | ハイキング
 奥秩父両神山の南西麓を巻いて流れる川が中津川だ。出合いから支流神流川を遡ると群馬との県境志賀坂峠に至る。標高700mぐらいの一帯を中津峡と呼び、古くから紅葉狩りの名勝として知られていたようだ。

 雁坂トンネルへと至るR140から分かれ、R210に入ってすぐの所で車を止めて歩くことにした。














 これほどの絶景でありながら、平日のせいか車の往来も人の出もそれほどではない。










 山道とは言え、道幅はかなり広く、駐車スペースには困らない。幾つかトンネルがあるのだが、そのう回路が散策道となっているのもよい。ただ河原へ降りるところがなかなか見つからない。




















 500mほど行っては車を止めて、上下流合わせて1kmぐらい歩くということを何度か繰り返す。次第次第に両側の山は切り立ち、川床は遥か下になってきた。。



















 ウルシ、ナナカマド、モミジ等と樹種が多いので、さまざまな色合いを楽しむことができる。



 






 







 茶店のある中双里を越え、さらに神流川との出合いを越えると道はいっそう狭まり、季節が晩秋へと一気に進んだ。



















 時計はまだ2時を廻ったばかりだが、陽はもう山の端の高みに消えようとしている。光と色を失った晩秋の山々はたちまち寒々としてきた。















 八丁峠まであと少しの所で引き返した。周囲はすっかり葉を落とした木々に覆われ、冬の到来間近といった風情だった。

昭和記念公園の秋

2009-11-09 | 公園
 休日、昭和記念公園に秋を探しに出かけてみた。相変わらずのたくさんの人出だが、148haもの広さがあるのであまり苦にはならない。

 立川口からすぐのカナール、銀杏並木の紅葉は3,4分といったところか。曇りがちの空模様が少し残念。



 木々の紅葉は始まったばかりだが、蔦紅葉は今が盛り






 カエデ類の紅葉はまだまだだが、気の早い木はいち早く見事に染め上がっている。



 ふれあい広場から水鳥の池へ


 ここのベンチは非常に雰囲気が良い



 



 ナンキンハゼの実






 イイギリの赤い実、まだ緑色の葉との対比が美しい






 花も全く見られないわけではない



 ボケの花やお茶の木の花も咲いている







 スイレンだって咲き残っていた


 
 今が盛りと咲いているのはサザンカ、この純白のサザンカの前にはずいぶん人だかりができていた。






 モミジバフウのあでやかな紅葉



 うんどう広場脇を通ってイチョウ並木通りへ。この日はちょうど中学生の駅伝大会が開かれていたので、周囲はトレーニングウェア姿の若者たちで溢れ返り、いつもより一層混雑していた。ここでは先月箱根駅伝の予選会が行われていた。






 春にはチュ-リップやムラサキハナナの群生地となる林間広場をぬけトンボの湿地へ。赤とんぼやイトトンボがまだ飛んでいたのには驚いた。






 日本庭園へ、今日はどういうわけか何時も閉じられている東の門が開放されていた。池に浮かべられていた菊の花。



 菊舟の趣向は初めて見た










 池の中の小島は亀甲を模している。


 竹林の中には蔦や烏瓜の朱の点と、カクレミノの黄葉が配されていた。



 こもれびの里へ。檜の葉なのだろうか、針葉樹もこんな紅葉をするとは知らなかった。







 クマシデの実



 ホウキグサ(コキア)の実はトンブリとなり、とても美味しい




 これはサトイモの茎。










 僅か3時間半足らずの散策だったが、珍しい秋の実や紅葉もみられ充実した楽しい時間を過ごすことができた。


谷根千を歩く

2009-11-06 | 散歩
 初めて谷中の辺りを歩いてみた。日暮里北口の駅を左手に折れ、暫く寺の多い坂を登ると夕焼けだんだんが見えてくる。

 階段を下りた先が谷中銀座、人の往来が急に増えた。






 猫の看板



名前と建物のアンバランスが秀逸



 竹細工の店にあった伸びる孫の手にはちょっと食指が動いたが、手に取ってみるとすぐに壊れそうなのでやめた。



 個性的な看板が眼を楽しませてくれる。








 休日のせいか人が多い。これだけ人が多いとは今時幸せな商店街だ。






 効能書きの多い茶屋







 大行列のコロッケ屋さん







 愛嬌たっぷりの猫の置物



 屋根の上にも






 これは本物の猫。人が多くて機嫌が悪いのか顔をあげてくれなかった。



 谷中銀座を抜けた千駄木駅付近にあった、指人形の店「笑吉」。見れば見るほどリアルな顔をしている。30分程度だが指人形劇の実演もしていた。



 ヘビ道の途中にあったタコ焼き屋



 根津神社まで来た。



 神社の近くにはあった元遊郭街






 東大農学部傍の坂道にあった民家。水色のドアに魅かれた。




 この後は不忍池まで歩いて、上野駅界隈のソバ屋で昼食。さらに河童橋の道具街まで足を伸ばしたのだが、生憎の休日で休んでいる店が多かったのは残念。それでも開いている何軒かの店を覗き、松が谷、入谷、下谷と下町の色が濃く残っている通りを歩いた後、鴬谷で電車に乗って帰った。