5月は水鳥たちにとって渡りの季節、始めたばかりのデジスコの練習を兼ねて、葛西臨海公園を訪ねてきた。当初は船橋の三番瀬を訪ねたのだが、潮干狩りの休みの月曜日にもかかわらず、たくさんの人が潮干狩りに来ていて、水鳥たちには出会えずじまい。せっかく来たのだからと近くの葛西臨海公園に場所を移した。
デズニーランドを向こうに臨む海上にはミヤコドリの大群が休んでいる。
鳥類園
冬鳥のキンクロハジロの番がいた。渡りをせずにこのまま残るのだろうか。
オオサギ
杭の傍にはシギやカモ
チドリもいる
嘴が下に曲がっている鳥はチュウシャクシギのようだ
長い嘴に長い脚、小さなつぶらな瞳が可愛い
こちらの少し嘴が反っているのはソリハシシギでいいのだろうか
図鑑で調べるとキアシシギにも似ていて私には判別できない
仲のよさそうな番
どちらのシギも忙しそうに干潟を歩きまわっている。時折思わぬスピードで走り寄っては泥の中に嘴を突き刺している。どうやら狙っている餌はカニのようだ。
黄昏時、池の水面が鏡面のように静まり返った。それでも水鳥たちの餌探しは終わらない。
そっぽを向いたコサギとダイサギ
黄昏時のこのひと時だけは干潟の泥も黄金色に輝きだす。
たくさんの餌を食べ、体力をつけ再びシベリアの繁殖の地へと向かうのだろう。秋になって再び増えた家族とともにこの地に立ち寄ることもあるのだろうか。
この辺で。