この先、静かで落ち着いた住宅地を進みます。
房総らしい屋根。
空き地や廃屋も目立つ。
手入れの行き届いた槙の生垣。
大きなお屋敷が連なる。
街道らしいカーブが続く。車の行き来はあるが、人通りはなし。
「本寿院」入口にある水準点。
かつて、この道は、この付近の主要な道として存在していたことが分かります。
この付近の今昔。
(現在)水準点が表示されている。
(1880年代)道沿いに街並みが形成されている。
※「三門」では,外房線の建設の際に,前方後円墳が見つかり,そこから人物や家,水鳥などの埴輪が出てきました。鏡や刀も出土したそうです。6世紀ころのものと思われており,豆塚古墳と呼ばれています。三門駅の近くに小さな鳥居が立っており,かすかに古墳の位置を示しています。
来た道(旧道)を振り返る。
旧江場土村。
国道128号を斜めに通過します。
交差点にあるのは、「北向き地蔵」。
国道128号・長者方向を望む。
三門駅付近の道を進みます。
と、上総一ノ宮に向かう、列車が近づいてきて、この先の踏切の警笛音が聞こえてきます。
「三門駅」が右奥に。
この列車を逃すと、1時間後。必死に走りました。長いホームの先の方に列車が停まります。
下車した方に乗車ボタンを押し続けてもらい、危うく乗り込むことができました。
感謝! 感謝です。こうして、今回の旅は終了。次回は、御宿まで歩く予定です。お天気と相談の上でどうするか?