1・2・3 kick !!

葛飾区で きもの着付け教室をおこなっています
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日和下駄

2012-11-25 | きもの ちょこっとばなし
本日は 下駄のお話をいたします


先日、骨董市へ行きました際に日和下駄を購入しました

以前にも とんぼ柄の下駄を購入していたのですが

この日和下駄を見つけてしまい、下駄は消耗品だし…

と、何やら言い訳をつけて買ってしまいました



   


細い差歯が何ともいえず きゃしゃで粋な感じです

この きゃしゃな感じが私に似合うかどうかは申しませんが

縞の着物に角だしで、粋に合わせてみたい…


しかし、日和下駄と言いながら雨用の下駄ですよね…

雨用なのに、何故 日和下駄…?

色々調べては見ましたが、はっきりとした事はわかりませんでした

下駄も時代によって色々な呼び方だったり、色々な解釈だったりがあるようで…


雨上がりの晴れた時に、昔の舗装していないぬかるんだ道を歩くのに

駒下駄の様に太めの歯のものよりも、この細い歯の方が

歩きやすかったのではないか との事です

駒下駄より歯が長いですので、泥も足袋までつきにくいですし…

台は桐ですが、朴の木の差歯になっていて、朴の木は硬く

水分を含むと締まる為に、雨にも履かれたのではないかと…

細いのでハネも少ないでしょうし…


これが一番それらしい理由と思いませんか

もちろん爪皮を外して晴れの日でもOKです



   


こちらは駒下駄です 桐を削って仕上げますので当然 歯も桐です

そのため 軽くて履いた感じも優しい感じなのでしょう

日和下駄とは歯の太さ、長さが違いますよね


雨用で時雨下駄というのもありますが

一見 駒下駄と同じように太めの歯の様ですが、歯が朴の差歯なのでしょうか…?

またの機会に 確認してみますね



しかし、購入した日和下駄は赤い鼻緒がどうもいまいち なじめない…

そんな訳で、鼻緒をすげかえに…

以前にもおじゃましているのですが、月島の「あづまや」さんです

とても面白いご主人で、色々なお話をしてくれました


   


   


とんぼ柄の鼻緒です

とんぼを勝虫(かつむし)とも言い 縁起が良いので

お相撲さんが好んではいているそうです

ですので夏に限らず一年中履けるそうです

そんなお話もしてくれました




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