打ち身、打撲、捻挫などになった時のRICE療法のお話をしましたが
このような急性症状の時に服用するおススメの漢方薬があります
桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)
これは血液をサラサラにする効果があるため、打ち身、打撲、捻挫、ぎっくり腰など
患部がうっ血状態になってる時服用すると、患部にとどまっている血液の塊を取り除き
便として体外に排出しますので、患部の回復を早めます
RICE療法と合わせて服用することをおススメします
打ち身、打撲などで出来る青アザも三日ほど飲めば綺麗に治ってきますし
軽い症状の時はすぐに飲めば青アザが出来ません
特に顔や腕などのアザは恥ずかしいものです
是非お試しください
写真の25番はは医療用ですが、市販薬では色々なタイプが販売されています
効能の一番に女性特有の症状が目立つように書いてありますが
これは「瘀血(おけつ)」と言って血液がドロドロの状態の時に起きる症状の代表例です
効能の中に打ち身、打撲と書いてありますのでご安心を
ただ、やはり医療用の方がエキス量が濃いため、効き目はシャープです
市販薬には、「4歳から服用」「7歳から服用」と色々な商品があります
薬剤師と相談の上、購入してください
また漢方薬は症状に合っていれば甘~~~く感じますので
なるべく顆粒タイプをお選びください
甘く感じれば効果がありますし、甘い間は飲み続けてください
お子さんや足の悪いお年寄りなどは転び易く、アザが出来やすいので
是非活用して欲しいと思います
なお、妊娠中の方は服用は控えた方がいいでしょう
桂枝茯苓丸は「瘀血(オケツ)」を取り除く処方で
「血(ケツ)」とは血(ち)だけでなく栄養分全体を表し
瘀血は血(ケツ)が滞った状態を言います
赤ちゃんはまさに栄養分(血)の塊なので、服用しない方がいいでしょう
また骨折している場合は、桂枝茯苓丸を飲んでも痛みは改善しません
お年寄りの場合は痛みの訴えが少なく見落としがちになります
まずは医師に診断を受け、骨折でないことがわかってから漢方をお試しください
以上、lalaのお薬情報でした
打ち身、打撲、捻挫などの炎症症状が収まったら