おおたかの森と流山カナル物語

流山に住む主婦&薬剤師lalaの気紛れな日記
実は「福の神」らしいので、ゆったりまったり、周りを幸せにしていきます

福島 個人年間追加被曝量 推計の3分の1

2015-01-28 17:19:15 | 震災・放射線関係・環境

個人が身に着けるバッジ式線量計で測定した結果ですが

東京電力福島第一原発事故後18~30カ月の
南相馬市の小中高校生520人年間追加被ばく量の実測値
政府の推計式から算出した数値の約3分の1であることが分かったそうですね

個人年間追加被ばく量、実測値政府推計の3分の1


バッジ式線量計の平均が0.8mSvなのに対し、
推計式では2.4mSvだったそうです

これは政府の推計式は1日のうち屋外に8時間滞在することを想定していたためで
でも実際には南相馬市の児童の場合、
4時間以内平日97%休日85%だったそうです

ま、そんなことは当たり前だよね

一日8時間労働だから、8時間外に居ると仮定したのかもしれないけど
普通に考えたら、建物の中で働いている人も、学校の中で勉強している子供達も
実際に外に居る時間なんて、トータルしたら、実質は2-3時間なんじゃないかな

そしてこれも当たり前だけど、空間放射線量は日に日に低くなっていくから
今の生活を続けていっても、来年、再来年と更に被曝量は減っていくから
100歳まで生きたって、トータルで100mSvにもならないわけです


何度も言うけど、こうやって一つずつ一つずつデータを積み上げていくしか
「放射能怖い」さんたちを撃退する方法は無いのかもしれないね


「1時間あたり」をめぐる迷い

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流山で未だに甲状腺エコー検査をしろと言う人達

2015-01-28 14:30:58 | 震災・放射線関係・環境

ポストにチラシが入っていたので、見てみたら
流山市議会議員の方のチラシ

『あぁ、確か、もうすぐ市議会議員選挙よね』
と思いながら、中を読んでみたら・・・なんと!

こんなことが書いてるじゃありませんか↓



おいおいおい、この議員さんは流山の放射線量で
甲状腺癌が発症すると思ってるの?

流山市内に住んでいる子供達に、税金を使って
公的な甲状腺エコー検査を受けさせようと運動してたようですよ
結局、市議会の本会議では僅差で反対が上回り不採決になったようだけど

ん・・・・しかしこの議員を含めた賛成派の議員達は、
放射線のことや甲状腺癌のことを
ちゃんと勉強しているんでしょうか?
「甲状腺癌は実はその気になって探せばすごく多い」

検査費用はたった20万円だと言うけど
そんな不必要な検査を行って、もし甲状腺の異常が見つかった場合
その子供や親御さんたちに対する病気の説明や
その後の心のケアをどうするつもりなのかしら?

当たり前だけど、見つかってしまえば
「いつか癌になる」「いつか死んでしまう」と思い悩んで
子供さんより、むしろ親御さんの方がノイローゼになり
結局、手術をして甲状腺を取り去ってしまうんじゃないかしら?

で、どうなるかと言えば
一生その子は甲状腺ホルモンを呑み続けるわけですよね

そしてもその子が成長して、甲状腺癌が進行が遅い癌で、
子供の時に手術する必要が無かったとか、あるいは医学が進歩して
甲状腺癌が薬や放射線治療で治る病気になってたとしたら
甲状腺ホルモンを呑み続けている、その子はどんな気持ちになるんでしょうね

そんな未来のことも考えずに
ただ単純に「甲状腺エコー検査を!」
なんていう不勉強な議員は、私はごめんだな


以前にも書いたけど、「一事が万事」

放射線や、甲状腺がんのことをちゃんと勉強できない人が
ちゃんとした政治が出来るとは思えない

わからないことには謙虚に、そしてわからないことに遭遇したら
正しい知識を与えてくれるアドバイザーなり友人がいて
様々な情報を得ようと努力しながら、政治活動が出来る人を
私は選んでいきたいと思います


低線量被ばくの誤解と真実・2-福島で甲状腺がんは増えたか?

低線量被ばくの誤解と真実・1-発がんは増えますか?
低線量被ばくの誤解と真実・3-福島へのメッセージ

コメント (4)
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