他人を巻込む自虐はやめて少しは同病相憐れむ気持ちを持ちなさいよ

2019年11月09日 | 社労士
20代の頃、ロバート・B・パーカーのスペンサーシリーズが好きでよく読んでいた。
ボクサーくずれの私立探偵スペンサーが、そのみてくれとは裏腹になかなか知的な男で、いろいろと哲学めいたことを口にしていたのが20代のおねえちゃんには魅力だった。
スペンサーの持論の一つに、プロは客を軽蔑する、というのがあった。
床屋は客を、医者は患者を、警官は市民を、探偵は依頼人を…軽蔑するのが常であると。
そしてそれを隠さなかった。
今は昔。
今ではお客さまは神様であり、消費者ファースト、顧客第一主義の看板を上げないではどんな商売も門前払いとなる。
さて、今も昔も変わらないものに、職務内容を同じくする仲間への尊敬がある。
自分がバカだからといって自分と同じ職に就く者が同じくバカであるとはいえない。
自分もその他もいっしょくたにしたような顔で(実はこのオレは違うと思ってるのが見え見えだが)職業仲間をバカにする人からはすえた臭いがする。
自虐にしてはその他を巻込み過ぎだし、かといって自分以外は!という度胸もないのが痛ましいが。
自意識過剰の裏返しなのだろうが、それがおっさんおばはんといった年齢だと胸も痛む。
成熟せずして老いていく時代とはいえ、注目を集める手段が他人巻込み型自虐では切ない。
も少し大人になって同病相憐れむぐらいの気持ちを持ったらどうか。
おっさん、わかったか?
コメント (2)
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社労士試験は世間では「やさしい」と思われてるのか…

2019年11月09日 | 社労士
ある社労士さんのブログを見てたら、今年の社労士試験の合格率は6.6%で、ここ最近はこのくらいだということ。
その後に、
「社労士試験は世間が言うほどやさしくはなく、私はかなり難しいと感じている」とあった。
そうなんか!!知らなかった!
世間では「やさしい」試験と思われていたのか…
やさしいとか、難関とかっていうのは、比較、相対でのはなしである。
私は見たことないが、司法試験というのはかなり難しいらしく、予備試験(誰でも受けられる)は同じくらい難しいとか。法学部の先生が言うには、予備試験に受かった人の9割は翌年の司法試験に受かってるらしい。
そんな司法試験よりは難しくはないと思う。
でも他はよくわからないな。
どんな世間の人にとって「やさしい」のだろう。
世の中には優秀な人がごまんといる。
その人たちにとってやさしいのだろうか。
私にとっては、難しかった。歯が立たないシロモノではないにしろ難しかった。
今受けてみろっていわれてもできん。
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