現場ファーストとは、つまり顧客ファーストのこと

2024年09月29日 | 社労士
今朝の朝刊に株式会社シナ.コーポレーション代表で、「現場」専門家の遠藤功さんのインタビュー記事がありました。

どんな業界でも現場というのはその会社を映す鏡であるとのこと。良い現場には笑顔、会話が多く、ありがとうという言葉も多い。ありがとうが言えるのは誰かと誰かが助け合っているから。ダメな現場はそれぞれが自分の仕事だけに没頭していて、隣の人がどんな仕事をしているか分からない。人はいるけどチームになっていない。

耳が痛い😞


日本では現場力が失われつつあり、人を大事にとか、現場を大事にとか口では言うけど、余裕がないのか、外部のプレッシャーが強いのか、利益優先、成長優先で、人間は駒のように扱われてきたとのこと‥

社労士などのコンサルタントは何してたんでしょうか‥💦

耳に激痛が走ります‥

現場の目も当てられないさまは実はお客様がいちばん感じていて不愉快に思い、二度とその店に行きたくなかったり、サービスを受けたくなかったりします。

自分だってそうだもの‥

ねちねちと従業員を叱責し続けているのを聞きながらの食事は苦痛でしかないです。
目の前で罵倒されている職人さんをみて寿司を食べるのは無理があります。

自分は棚に上げてでも、人の、それはないわという叱り方は気になるものです。

第三者からはよく見えるのです。

顧客側の人が立ち止まるほどの叱責は、提供されているサービスの質そのものも心配になりますし、相手が違えばこんな態度なのかと思われてしまいます。

誰が聞いても納得できる、この人の叱責はもっともだ、道理があると思わせるものでないと、仕事を失いかねないのです。

顧客ファーストか、株主ファーストかとかいろいろ考え方はありますが、現場ファーストはイコール顧客ファーストだと思います。

中小零細企業は株主云々は関係ないです。

「現場」という言葉はかつては建設現場や工場現場など、限定された職場を指していたようですが、今では従業員が働いているところ全てを指していいと思います。

ところで、顧客ファーストはわりかし早くから言われていた言葉ですが、なぜこんな当たり前のことが言われなければならないのか?

答えはわかりきっています。

上司、会社など、直接仕事を管理している者の顔色をうかがうのが当たり前だからです。

ホテルのような顧客サービス優先が当たり前の業界にあってさえ、会社のお偉いさんが来たら客そっちのけで接待しますから‥

そして、上司や社長のことを外部に話すのに尊敬語を使っているのですから。

今どきの若者の話をしてるんじゃありませんよ🤢

政権批判のときには威勢の良い人たちも内部の話になると変わりませんから‥

現場を大事にするとか、働く人を大事にするというのはお客様を大事にすることにほかならないと思います。

ああ、耳がヒリヒリする‥




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