「働く女性最多」がなぜ「育児女性7割仕事両立」に?錬金術か?

2023年07月26日 | 社労士
そのへんにうっちゃってあった7月2日の読売新聞をなにげに手に取ってみたら、一面に「育児女性7割 仕事両立」との見出しが。その横にちょっと小さ目文字で就業女性最多3035万人とある。総務省の2022年度就業構造基本調査の結果についての記事のようだが…

未就学児の育児をしている女性のうち、仕事と「両立」している人の割合は73.4%で過去最高。…

「育児と仕事を両立している女性の割合の推移」とやらのグラフが載っているが…
*就業構造基本調査結果に基づき作成したらしい…

他の新聞があったので、確認する。

見出しは
働く女性最多 3035万人、総務省22年就業構造基本調査

「男女別就業者数の推移」のグラフあり
記事の最後にようやく、両立の言葉がみつかる。
総務省は、育児休業取得や時短勤務といった仕事と育児の両立支援が進んでいることが背景にあるとしている、とのこと。

読売は、総務省は時短勤務など両立に向けた制度の活用の広がりが背景にあるとみている。とある。

元ネタはいっしょなのに、ずいぶん書きっぷりが違うじゃないか。

読売のはもしかして、あれか?チャットGPTやら、生成AIに書かせた記事か?よく閲覧する記事ばっかりに偏って集めてきたらこんな記事になったか?

「働く女性最多」がどうしたら「育児女性の7割が仕事両立」になるのか?

錬金術か?

余談だが、最近新聞を読み始めた中2の娘は讀賣のことを「さぬき」とか「たぬき」とか読んでた…

さぬき新聞にたぬき新聞か、面白いな中学生。

たぬき新聞の読者はジャイアンツファンの人ばかりで一面なんかろくに読まなけりゃいいんだけど、うちのだんなみたいに…

両立できてねえぞ!たぬきしんぶん!勝手に記事作ってんじゃないよ!AIを叱っといてちょうだい!

総務省就業構造基本調査



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