決まった！

お・も・て・な・し

７年間　この高揚が続く。
どれだけ多くの人が７年後の自分を想像したか。
きっと日本人の寿命は延びる。
自分は年ではなく体重・・・
減らして２０２０年のおもてなしに備える。
招致レースとはよく言ったもので
勝ったからこそ　この喜びがある。

ＩＯＣの政治力学とメディアが見て判断していることは相当違う。
福島の汚染水はオリンピックとは関係なく絶対にやらなくてはいけない。
そこに海外メディアの目が異常なほど集中した。
開催提案に対してＩＯＣが判定する原理原則であり環境問題ではない。
だからトラディショナルな選択をしたのだ。
安倍総理が自分のプレゼンテーションにはこの問題を入れず
質問が出たらこれにこたえるという形をとった。
テーマは福島ではなくオリンピックをなぜ呼ぶかだと明言した。
私は日本国民であると同時にオリンピックに来てくださる選手に対して責任を負っている
という言葉に拍手が湧いた。
誠意が十分伝わったという共感の拍手だ。

東京のプレゼンテーションは非常によく出来ていた。
高円宮久子様のスピーチは気高く
それで日本は素晴らしい国だというつかみがすごかった。
久子様のスピーチ力は大きな貢献度だったのではないか。
久子様が東日本大震災からの復興にＩＯＣ委員が協力してくれたことへのお礼の言葉を述べられ
そして一連の流れに入っていった。
感情を込めて英語でスピーチをするのは本当に難しい。
それをやり遂げたプレゼンターの方々とそれを支えた関係者の皆さん。
日本人が一番苦手なことに取り組み克服するどころか満点をとったということに
オリンピックでのすばらしい演技を見た瞬間と同じような爽快感をおぼえた。

２０２４年はパリと言われているが
しかしローマも出たいらしいし
その他の国も手をあげるかもしれない。
どっちにしろ我々は決まった。

早朝５時　日本列島が歓喜に沸いた。
２０２０年　東京が夢の舞台になる。


いつやるか　今でしょう　　　　　　　　　　　
　じぇじぇじぇ
　すべて蹴散らして
　「おもてなし」だ。