中学生の頃のお話です。
バレンタインデーにクラスのある男の子を観察していました。
情熱的に女の子を好きになるタイプの男の子。
その日の彼は朝から落ち着かない。
「僕が好きなあの子はきっと僕のことを好きに違いない。
だって1日に何度も目が合うんだもの。」
ずーっとその子を見ているから目が合うにきまっているじゃない。
いつチョコをもらうか。
彼は今日の時間割をにらんで考えている。
チャンスは体育の時間。
男女別々の体育から帰ってきたら机の中に忍ばせてあるはずだ。
緊張しながら机の中を見てもチョコは入っていない。
「あれ?おかしいな?」
放課後、用もないのに残ったりして。
「誰かにあげちゃったんだろうか?」
ずーっと考えていた。
馬ッ鹿だなあ。
結婚してからは主人と息子にチョコをあげる。
だけど私は主人や息子以上にチョコが好き。
2人にあげたチョコを私が食べる。
バレンタインデーにクラスのある男の子を観察していました。
情熱的に女の子を好きになるタイプの男の子。
その日の彼は朝から落ち着かない。
「僕が好きなあの子はきっと僕のことを好きに違いない。
だって1日に何度も目が合うんだもの。」
ずーっとその子を見ているから目が合うにきまっているじゃない。
いつチョコをもらうか。
彼は今日の時間割をにらんで考えている。
チャンスは体育の時間。
男女別々の体育から帰ってきたら机の中に忍ばせてあるはずだ。
緊張しながら机の中を見てもチョコは入っていない。
「あれ?おかしいな?」
放課後、用もないのに残ったりして。
「誰かにあげちゃったんだろうか?」
ずーっと考えていた。
馬ッ鹿だなあ。
結婚してからは主人と息子にチョコをあげる。
だけど私は主人や息子以上にチョコが好き。
2人にあげたチョコを私が食べる。