青空の広がった秋の日
スウちゃんが天国へ召されました。
お薬が増えていって
少しずつ少しずつ衰えていく姿に
祈るような毎日を過ごしていましたが
季節の変わり目で咳が長引き
やはり小さな心臓は限界だったのでしょう。
いつものお昼寝のようにベッドで
喉を小さくヒューニュー言わせながら
眠るように静かに
逝きました。
お別れの日が近づいていると覚悟はありましたが
まさかこの日だったとは・・・。
だって午前中は美容院に行っていたのですから。
帰ってきてからはいつものように
“ごはん、ごはん”ってしっぽ振っていたのですから。
ごはんを食べてお水を飲んで
トイレを済ませて
ネンネのためにベッドへ。
フワフワですごくいい匂いに包まれて横たわっていたスウちゃん。
苦しまずに逝ったのだと信じています。
お盆とお彼岸のお墓参りは一緒に行ってくれました。
次は高原のおいしい空気を吸いに出かけようか。
ハロウィンにはカボチャのコスチュームで写真を撮ろうか。
春は満開の桜の下でまた・・・。
お世話になったみなさん
心配を取り除いて安心を与えてくださった動物病院の先生。
怖がりのスウちゃんを根気よくカメラに収めてくださったカメラマンさん。
弱くなったスウちゃんの体を支えながらカットしてくださった美容師さん。
お散歩でお会いするたびに「がんばれ」と応援してくださった方々。
みなさんが力を与えてくださったおかげで
スウちゃんの晩年は穏やかでした。
こころより感謝申し上げます。
「虹の橋」のお話を知りました。
逝ってしまったペットは
天国の手前にある虹の橋のたもとで
老いも病気もない元気な姿で
飼い主さんを待っていてくれるいうお話です。
そして再開してふたりで一緒に虹の橋を渡っていき
もう二度と離れることはないのだと。
スウちゃんは虹の橋のたもとで待っていてくれます。
いつか私が虹の橋のたもとに行くときまで。
会えたらどんなふうに喜んでくれるのでしょうか。
きっと変わらぬ愛らしい姿で目をキラキラさせて・・・。
その時は
たくさん名前を呼んで
抱っこして
頬ずりして
そして歌を口ずさみながら
スウちゃんとふたりで虹の橋を渡って行きましょう。
スウちゃん
私たちがどれほどあなたを愛したか。
スウちゃんと一緒の
愛と柔らかな日差しに包まれた幸せな日々。
かけがえのない時間をありがとう。
これから私たち家族
パパとママとお兄ちゃんとお姉ちゃんと
４人で力を合わせて幸せになります。
この願いはぜひ叶えなければなりません。
スウちゃん
みんなの笑顔が見えますか？
●「わんこは末っ子」は
しばらくお時間をいただいたのち
また再開します。
どうぞよろしくお願いいたします。