さんかくしかく

毎日いろいろな形になってしまうぼくのあれこれ。

あなたは来た

2010年08月18日 | 三角記事
あなたは来た。ずっと来てくれた。
なんだかんだといいつつも、来てくれた。
それから、いってしまう。
どうにもこうにも、いってしまう。これはずっとそれ。
それはずっとこう。

あなたは来た。返事ひとつでやってきてくれた。
それからあれこれあったけれども、朝になったら何も覚えていなかった。
そのあとで、いってしまう。
家にたくさんできているにがうりをもって。
ずっと遠くのようだ。

あなたをわからないだろう。ぼくはずっとわからないだろう。
それで不安になったり、前がどっちかうしろがどっちか、しゃがみこんでしまったりするのだろう。
そのときに、遠くのほうであなたをみつけて駈けていこう。
追いつく途中で、そうだこれが前だったと思おう。
前だったと思おう。