さんかくしかく

毎日いろいろな形になってしまうぼくのあれこれ。

雨の顛末

2012年05月29日 | 三角記事
お昼まえに、歯医者へ行こうとおもった。
さっきから、だんだん外が暗くなっているのはわかっていた。
けれども、よくある「晴れときどき曇り」だろう と考えていた。

じっさい、ベランダからみえる安威川の風景は、平凡そのものだったのである。
でも、玄関を出たところでみた空もようは、ややちがっていた。
かみなりが鳴った。
まあ、ぼくは外出を取りやめて、部屋にもどった。
それからしばらくすると、どこかにかみなりが落ちはじめ、
やがて雨が降り出したのだった。

ベランダからは、遠くの景色のぜんぶを見ることができる。
稲妻が何本も走った。
対岸のマンションも、見えないぐらいになった。

結局その雨があがるのに、三十分かかった。
ぼくはややふるえていた。