さんかくしかく

毎日いろいろな形になってしまうぼくのあれこれ。

ハチモト氏

2012年07月06日 | 三角記事
手前みそなのだが、このまえ橋下市長がツイートしていたこと

市の財政ひっ迫を抑えこむために、補助金カット、助成金カット、いろんなところに出ていた「カネ」をどうにかこうにか「出さないように」することについて

「それを批判する前に、僕のように芸術素人をどう文楽ファンに巻き込むのかを考えるべきだ。文楽と言えば誰もが無条件に讃辞を送り、誰もが文楽ファンにならなければならないという甘えを捨てるべきだ。興味のなかった人をどうファンにさせるか。それが公演の原理原則である。」橋下徹 ‏@t_ishin 6月27日

ぼくにとって、この言葉はとても意味のあるものだった。補助金を出すことが当たり前になっているような、いわゆる文楽であるとか、それこそ抽象絵画の展覧会も、そうなのかもしれないのだが、
 伝統芸能、と呼ばれているものこそがいちばんうさんくさいもので、これを「残す」意味とは何なのだろうか。
 自らが「残ろう」としてこそ、あるいはそれと同時に他者からも「残っていてほしい」といわれて初めて「伝統芸能」といえるのではないか、と思う。