しろいはね くろいはね

感情解放、ヒーリング、意識の目覚めをキーワードに日々の気づきを綴っていきます

使えることと、使いこなせることの違い

2020年12月15日 07時00分00秒 | 日記
先日のエネルギーの使い方の記事で
もう少し補足して具体的なところを
書いてみようと思います。

エネルギーのかけ方には色々なやり方が
ありますが、何となく全体的にかけるよりは、
具体的に、ピンポイントでかけた方が
反応はよりはっきりと感じられる
というのはあると思います。

けれど、そのかけ方の場合、
ピンポイントのところをどうやって
見つけるかというのが問題になってきます。

見当違いのポイントにかけても
効果的なかかり方にはなりませんから、
それを見つける感覚は身に着けねば
なりません。

そこそこエネルギーの扱いに慣れてくると、
相手の体に触れれば、重かったり
ピリピリした感覚など、他とは違った
反応を掌に感じることもあり、
そこからわかることもあります。

また遠隔でも、あるいは目の前にいる人に
手をかざさなくても意識を向けたときに、
何となくここが調子悪いのかな、とか
気になる感覚がする、というのもあるでしょう。

その感覚を磨いてもう少し深く見られるように
なっていくと、なぜ調子が悪いのか、
という原因のようなところが見えてくる
(わかってくる)こともあります。

たとえば、
何となくお腹の辺りに重たいエネルギーが
感じられるけれど、それをじっと
深く見て行ったら、かつて受けた虐待の記憶の
痛みが読み取れたとか、そういうことも
ないわけではないのですね。

普通はそこまで見て行く必要はないのでしょうが、
私は感情解放のセッションをベースに
しているので、そこに固まってこびりついている
感情のエネルギーに働きかけるということも
よくやっています。

人の体の中には実に様々な感情のわだかまりの
エネルギーが蓄積しているもので、

凍り付くような孤独のエネルギー、
足元が崩れ落ちるような絶望のエネルギー、
胸が引き裂かれるような悲しみのエネルギー、
下腹にどす黒く固められた憎悪と怒りの
エネルギーなど、様々です。

そういうエネルギーを体の中に
突き止めて、ピンポイントでエネルギーを流す
というのもなかなか効果的です。

また、体の面からではなく、
内面的なところからのアプローチでも、
漠然と辛かったインナーチャイルドを癒します!
という感じで流すよりも、

いつ、どの場面の、どんな気持ちにかけるのか
というのを具体的に絞った方が、より
はっきりとしたかかり方になります。

たとえば、自分でうまく向き合えないくらいの
ひどいトラウマがあったとします。そこに、
最初は漠然とでもいいのでかけていきます。

すると、段々苦しみは和らいでいきますが、
漠然とかけているだけでは恐らく
完全に癒え切るところまではいかないでしょう。

以前よりは良くなっても、まだ何か奥に
残っているものがある、というくらい
だろうと思います。

そこでこんなものだろうと満足して
終わりにしてしまうこともできますが、

そこから緩んだ苦痛の奥をさらに
掘り下げていくと、もっと深い気づきや
癒しが起こってきます。

あまりにも苦しすぎて感覚を閉ざして
しまったがゆえに自分でも気づかなかった
けれど、

少しずつ固めていた思いや気持ちを
開いていったら、こんな悲しみ、怒り、
惨めさも悔しさもあったんだとか、

悪く思っていた自覚のなかった人に対して、
実は深い憎しみを抱いていたんだとか、
当時はそう思ってはいけなかったと
自分で蓋をしたことに気づいたりもします。

人は、苦しみを回避するために
様々な方法で自分を守る仕組みを
構築しているものですが、

より深く見ていく、というのは、
その防御の仕組みの奥を辿って
ダイレクトに痛みの元に働きかける
ということになります。

そこができると、ヒーリングの質も
格段に違ったものになってきます。

ただ、これができるようになるには、
自分がそれに対峙できるように
なっている必要があります。

つまり、怒りのエネルギーを癒したければ、
自分がちゃんと怒りのエネルギーに
直面し、触れることができるように
なっていなければいけない、ということです。

怒りを恐れている人に、
怒りに触れて癒すことはできないからです。

良く、ヒーリングを学ぶ人は、
人を癒したければまず自分が癒えていること
ということを教えられることがあるのでは
ないでしょうか。

その理由というのが、ここにあるわけです。

通常、アチューメントが初めての方の
レクチャーでここまでお伝えすることは
ないのですが、

感情解放ワークを実践されている方に
レクチャーするときは、場合によっては
こういう部分までお伝えすることもあります。

意識で感情のエネルギーを捉える訓練を普段から
実践してきているので、そういう積み重ねが
こういうところで生きてくるのですよね。

自分の様々な側面に対峙し、直面できることは
在り方の土台に確たる基盤を作る力になります。

その基盤の上で、エネルギーを使うから
深く、より効果的な使い方ができるわけです。

だから、強いエネルギーを持っていれば
何でもできるわけではないんですね。

使えるというのと、使いこなせるというのは
別次元の話なのです。

それを使いこなせるだけの器を育てる重要性が、
ご理解いただければと思います。








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