足寄の松山さん弐…

町の展望台には千春松山の歌碑が建ち
ボタンを押すとその曲が流れるからくり…

果てしない大空と 広い大地のその中で
いつの日か幸せを 自分の腕で掴むよう…

彼の代表曲である「大空と大地の中で」
この曲を唄う時も
彼は決まって顎にマイクを当てている
大概一度くらいはみんな真似をする筈だ…

足寄の松山さん壱…

ここ暫くの間
薪を割り砕いて暮らしていましたが
天気も良好なその日は
小旅行にでもと声をかけられまして…

因みにこの日の行き先は足寄町それは
言わずと知れた千春松山の故郷…
そうです
マイクを顎に当てながら唄うあの人…

その実家の屋根上には
二枚の大きな肖像画が掲げられており
それだけを見に来る旅行者も多い…