企業的感覚…

国民万民立つ場所はそれぞれ違うけど
誰かが喜ぶ時は誰かが皺寄せを食う
それは昨日今日の事では無きにしも…

努力を積み上げてきた日本の農経営が
技術品質は世界最高でありながら
国際競争力が無いという現実…
突きつけられた今が悪いと叫ぶならば
今までは良かったのかと
問いただす事も大切ではなかろうか…

農家を守れと一丸の先頭で叫ぶ鉢巻は
既得権益にどっぷり浸りながら
本当に農業を守って来たと言えるのか…

己の身が危なくなった
今の今の今の今頃に騒ぎ出すのならば
年間数万人が離農するその有様を
農業の危機とは感じなかったのか…

いずれにしても
企業的感覚の無い組合組織のゆとりに
世界と張り合う能力は微塵も無い
だから日本の農業は
強くならないのだと思います…

劇団議員…

TPP反対の念仏を繰り返し唱えながら
道内の選挙区殆どを塗り替えた政党の
その当選議員達は
各々己の選挙区に立ち戻り
それぞれ土下座祭りでてんやわんや…
支持してくれた皆々様に
裏切り者だと憎まれ罵られながら…

支持者達との約束事を守れぬどころか
国と人々との板挟み…
それでも我身を守ろうと
健気な芝居を見せてくれる劇団議員達…
ある意味で人間の強さを感じる…