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アイヌの話の伍…

2013年03月18日 | 日記
かつてアイヌ民族は
仕事の時や親しい集まりや儀式の度に
必ず唄いそして
踊る事を欠かさなかったと言われる…

リムセやウポポやホリッパと呼ばれる
大勢で大きな輪をつなぐ踊りや
自然の神々へ捧げる祈りを現したもの
豊漁豊猟を願い祈る踊りや
悪い神を追い払う儀式から生れた踊り
吹き吹く風に揺れる森木のざわめきや
森に暮らす動物の姿形そして
労働する日々の姿を表したものなど
様々色々御座いますが
およそ楽器らしい物は伴わず
その場の人達の唄と手拍子にて踊られ
多くは主として女性により演じられる…

デッカイ道各地では200種が伝承され
国の無形民族文化財そして
2009年には
ユネスコ無形文化遺産に登録された…

近年は海外での公演も活々の発々にて
鳥の美しい姿に矢を射る事が出来ない
弓の舞クリムセや
丹頂鶴の鳴き声や羽ばたきを表現した
鶴の舞サロルンリムセ
蓋を叩きながらリズムを取りつつ唄う
座り歌イタサンカタがよく知られる…

是非、目の黒いうちに見て頂きたい…