だるまストーブ…

かつて道内を走り回った汽車達は
冬になると車内でそのストーブを焚き
暖をとって寒さを凌いだ歴史がある…

それは小中学校でも同様であり
各々教室にそれぞれストーブが置かれ
石炭をくべるのは子供の仕事だった…

ただ、石炭火力が余りに強過ぎたのか
週イチで席替えを行ったにも関わらず
気分を悪くした子供がゲロを吐き
周りの子供達が
次々貰いゲロをした逸話が今も残る…

それでも窓際の席は
寒くて震える日もあったと言います…

因みに昔は
家でも石炭を焚いていたんですが
熱すぎて神棚の蝋燭が溶けたそうですよ…

無題…

失ったものの重さに押し潰される人
支援活動に来てくれた自衛隊さん達
辛い想いを二度と思い出したくない人
あの日から毎日戦い続けている人
今も手を差し伸べてくれる全国の方々
報道のカメラやマイクを持った人
仮設住宅や避難所に暮らす人々
家族を失ってしまったお巡りさん
31万人の避難者とそれ以外の人達
原発で作業をしてくださっている方々
放射能は安全だと言っていた学者達
いつも官邸前に集まる人々
他人には興味も感心も無い人達
色々な人がそれぞれの想いで過ごした
昨日という一日…

明日という日も今日の繰り返しでしか
ないかも知れないけれど
どうかその一日がどこかの誰かとって
幸せであるならば
それはそれで素晴らしい日だと喜べる…