徒歩日本二周目(≧∇≦)只今関東地方!

昨日は今日の物語 今日の後に今日は無し…

アイヌの話の四…

2013年03月08日 | 日記
北の大地は不思議な響きの地名が多く
その殆どは
アイヌ民族の言語に由来している…

しかしながらアイヌ語の発音に
無理クリ強引に漢字を当てはめた為に
元の意味や本当の呼び名が失われたり
混乱している事も無きにしも非ず…

アイヌ語地名は本来地名というよりも
その土地の様を形容している言葉…

源に遡りその名の意味を尋ねていくと
歴史に書かれている以前の生活状態が
読み取れたり
開拓によって変形した地形の昔の姿を
紐解き想像する事すら出来るんだワン…

アイヌの話の参…

2013年03月08日 | 日記
アイヌの信仰の中で
動植物や道具類や伝染病や自然災害など
暮らしに関わる全てのものには
ラマッと呼ばれる精霊が宿っており
そのひとつひとつには
必ず意味役割があると信じられている…

アイヌにとっての神々にも善と悪があり
事あるごとに神への祈りを捧げる彼等は
どの神に祈る時にもまず
アペフチカムイと呼ばれる火の神に祈り
その祈願が正しく神に届く事を願う…

それはまさに八百万の神というものか…

アイヌの話の弐…

2013年03月08日 | 日記
広く知られるアイヌの祭事「熊の霊送り」
それは熊の霊を
本来棲むべき世界へと送り返す為の儀式…

その御霊を送るに当たっては
丁重な儀礼が行なわれ盛大な宴が伴わる…

暮らしの中に起こり得る事象が持つ聖霊を
その世界へ送り返す事は
アイヌにとってとても大切な儀礼でもあり
そしてそれが
アイヌの暮らしに密接であればあるほどに
儀礼は盛大かつ厳粛に行われる…

アイヌの話の壱…

2013年03月08日 | 日記
アイヌ民族に伝承される多くの物語は
はるか遠い先祖から口承され
そして子や孫曾孫へと語り継がれる…

少年や少女を主人公とした大冒険話や
熊や狐の神様が登場する物語
昔の人の体験や古い出来事など
色々様々な種類が数多く御座いますが
その話の中には
大自然を生き抜く知恵や
森で上手に暮らす方法が多々盛込まれ
話を聞く中で
様々を学べるように作られてるそうな…

同じように子供達の遊び道具や方法は
魚漁や狩りに必要な技術を磨く要素が
含まれており
その道具を作っているうちに
小刀やナイフの使い方を子供は覚える…

子供に本や玩具を買い与える時は
そんなこんなも
気にしつつ買った方がいいんだなもし…