鬼子母神人形…

妙法寺と呼ばれるお寺様にはてんてんてん
その昔奉納された鬼子母神人形がある…

然しながらも不思議な事にその人形は
どうしたものだか髪の毛が伸びるらしくて
過去に大々的な断髪を行いはしたものの
今でも伸び続けている髪の毛は
定期的に散髪儀式を繰り返す驚愕レベル…

それは髪を失ったアデランス世代には
喉から手足が出る程の羨まし過ぎる事実…
高さ22cm幅10cm髪は月に1cmも伸びる…

三割が人毛で七割が人工毛だった筈の髪は
メディアの企画で分析調査したところ
全てが健康な三十代女性の髪の毛と判明
しかも髪は左右でのび方違うんだなもし…

天地の間の間には
不思議な事が不思議と多く聞こえている…

鶴が居る処…

鶴が居るから鶴居と呼ばれる
ひねりもないその地名…
全長1.6m翼広げて2mという見事な姿も
米粒的な距離からしか拝めない一線は
致し方ない野生という理由…
しかしながら
世界的に名の知れた鶴の飛来地らしく
欧米人の訪れも少なくなくなく
掟破りのハロー注意報が横行…

その昔は和人の移住に伴う乱々獲々で
明治の末にはまさかの絶滅！
ところがどっこい大正13年に
たった20羽の生息が大発見されて以来
地元民の心温まる保護活動が勃発！
厳しい冬の食糧難には
自分達の越冬の蓄えを分け与えながら
昭和10年に国の天然記念物そして
27年には特別天然記念物に指定された…

日本という国の全国津々浦々の端々に
野鳥の飛来地はことのほか多い…

餌づけの禁止されている飛来地と
給餌の保護活動がされている所
僕が鳥なら餌を貰える方が嬉しいな…

人間だって生活保護を頂いたりとか
社会保障を貰ったりとかするもんね…

野生とはいささか厳しいようで
僕らじゃ全ら務まる筈がないそうな…

阿寒…

阿寒アイヌコタン…
道内最大のアイヌ集落といわれるその場所には
120人とも200人ともいわれる人々が暮らし
古式舞踊や伝統工芸その他様々諸々の事を伝承
人間国宝をも排出している…

集落のほど近くには
世に広々と聞こえ轟く阿寒という名の湖があり
言わずと知れまくった
特別天然記念物のマリモ達が生息
その数なんと六億五千個という天文学的数字！
その中の僅か二万個が直径20cmを超える大玉だ…

そしてそのマリモ達は北半球の彼方此方に分布
しかしその広がりを辿れば
全てのルーツは日本へと繋がる事になるそうな…
どうやらそれは渡り鳥の仕業だそうな…

日通～のペリカン便～

主義…

企業という組織が求められるものは
実績であり結果であり個性ではない…

それが政治となれば尚々更々の事
それこそ結果が求められるものであり
昨日今日の支持率などは
本当は屁の突っ張りな話しでしかない…

しかしも案山子
首相が替われば世の中明るく変わる程
時代はそんな甘くは無いと思いながら
いざ政権に追い風が吹くや否や
あれだけ政権政党を罵った人と人々は
神隠しのように消えた…

重要なのは結果オーライ
そこに辿り着くまでの引っ張り合いが
今の今まで邪魔をしてきた…
これからもそうかも知れないけどね…

この国が楽しくなるのであらば
誰が首相で政権与党がどこだろうとも
飲んで飲んで飲まれて飲んで
重要なのは結果的結果だと思います…

以上、言いっぱなしでは御座いますが
苦情反論のある方は
どしどし御遠慮下さりますように敬具…

感情移入…

男というものは
どういう訳か単純単細胞な生き物らしく
高倉健の映画を見れば
「自分、不器用ですから…」と
今までの自分が嘘であるかのように
礼儀正しくなってみたり
寅さんの映画を見ればまるで雲のように
「おう、労働者諸君！」と
カラッと晴れ渡る日曜日がやってくる…

僕なんかも絵に描いたようなものですが
ただ他の役者さんでは
不思議とこうはならないんですねぇ…

この前見た映画も
全然感情移入が出来ませんでしたから…
因みにエクソシストという映画です…